名古屋臨海鉄道の天白川橋梁に隣接した踏切。クルマも通るが遮断機は無く、第3種踏切となっている。背後の道を進むと名鉄常滑線の踏切もあるが、そちらは第1種踏切となっている。
ここの特色は警報装置が2種類あること。東側の警報機は昔ながらの電鐘であるが、西側の警報機は電子音(スピーカー)式となっている。
異なる警報音が同時に鳴るわけだが、このような踏切は珍しい。何故こうなったのかはわからないが、西側の警報機のみ何かしらの理由で更新でもしたのか、もしくは西側の警報機が後付け(※)なのか…?
なお、スピーカーの上に載っているデカい箱は警報音発生器である(名鉄系列の踏切はだいたいスピーカーの上に載せてある)。
(※)対岸の「天白左岸踏切」は片側にしか警報機が無い。
このまま進むと県道55号線の天白大橋に出るが、この道自体は車通りは少ない。
奥の高い橋は名古屋高速4号線。
東港(笠寺)方面を望む。至近に東港のターミナル駅があり、名鉄の駅から歩いて行くことが出来る。
こちらは名古屋南貨物駅方面。目の前は天白川橋梁で、線路はほぼ一直線に名古屋南まで続いている。
反対側より。遮断機が無いのですっきりした印象を受ける。
名古屋南貨物駅行きの石灰石列車がやって来た。
今ここでは異種の警報音が鳴り響いているわけであるが、電子音はやや小さく、ペースも早いため、目立っているのは鐘の方である。ペースを合わせていれば面白いコラボ音だったかもしれない。