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Channel: ターンアウトスイッチ
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地蔵前踏切

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 JR桜井線の桜井駅近くにある踏切。駅前広場の隅にある小道に入ったところにある小さな踏切である。


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 え?ここ私道なのか?
 同様の看板は踏切向こう側にもあるが、特に私有地専用の踏切には見えない。ちゃんと線路の横断に使える踏切である。


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 この踏切でわかることは、明らかに第4種踏切からの格上げであることだ。もともと遮断機等もなかったはずで、それを象徴するのが正面のカーブミラーである。


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 カーブミラーがある理由は、線路がこんなに曲がっているからである。駅から近いだけ良いものの、この踏切が第4種のままだったら、かなり見通しの悪い危険な踏切になっていただろう。
 なお、写真は王寺方面を向いている。正面のポイントの先に桜井駅があり、高架橋は近鉄大阪線のものである。


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 反対の奈良方面を望む。こちらも見通しは悪い。奥にもう一つ踏切があるが、あちらは自動車も通れる幅を持っており、当然第1種踏切である。


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 渡りきって振り返ったところ。警報器の土台も新しいことから、やはり後付けのものということだろう。


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 さらに引く。この細さでは自転車を通すのも難しいだろう。実質歩行者専用踏切といえる。
 昔からあったカーブミラーと新しく出来た踏切設備とのギャップを感じる。


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 こちら側の遮断機・警報機は溝蓋を新規設置した上に置かれている。遮断機も簡易タイプで非常に短い。また、「踏切柵より手前に遮断機がある」のも珍しいだろう。


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 桜井駅周辺を行く電車。普段は105系2両編成が走っているが、多客期には103系や、写真の221系電車も乗り入れる。




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