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BVE5版阪急京都本線が更新されました

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 すずはる様のブログにて、BVE5版阪急京都本線のリニューアルデータが公開されました。一応、私L53もリニューアルに携わっております。


 このたびはすずはる様をはじめ、多くの方の協力により、データが公開できたことに御礼申し上げます。
 クオリティの高い車両データを製作していただいた皆様、プラグイン製作・車内放送・サウンド素材・ストラクチャ素材提供をしていただいた皆様、そしてデバッグ・テストプレイをしていただいた皆様、誠にありがとうございます。すずはる様も取り纏めとデータの改修、本当にありがとうございます(色々私のワガママも聞いていただいて感謝しております(^^; まだまだ荒削りなデータではありますが、末永くご愛用いただければ幸いです。

 …なんか私が公開したみたいな書き方ですが、今回の大改修の総指揮・取り纏めはすずはる様によるものです。なので私のブログからはリンクのみ貼らせていただきます。何度も書きますが、弊ブログでBVE5版阪急線は取り扱いませんので、ご了承ください。

 さて、今回はおよそ4年ぶりにデータを弄りました。主な更新点はすずはる様のブログにも載っていますが、私が携わった点だけ解説&裏話させていただきます。

<リニューアルデータの更新内容>
◆全面的な線形の見直し。
 …緩和曲線や縦勾配の再現(一部)含む。全部じゃありません。あくまでも雰囲気重視です…。取材は2016年3月頃にしているので、それ以後の線形改良(桂とか)は反映していません。
◆ストラクチャの改修・増加。
 …特にレールストラクチャ周り。建物ストラクチャもちょっと増やしました。標識も増えました(後述)。過去のデータとの違いはレール周りの様子で判別できます。
◆ダイヤの変更。
 …2013年改正の現状データに合わせました。過去のデータと混同を避けるため、ダイヤ自体も刷新しています。

 以上が主な更新点です。過去のデータと互換性はほぼ無いので、データの混在は避けた方が良いと思われます(一応上書きはされないようにフォルダ構成をしていただいていますが、比較されると恥ずいので…;;)。

 今回の更新に伴いまして、弊ブログにおいて公開していた「運転解説」「標識解説」もリニューアルしました。既に何度か運転されている方には不要かと思いますが、一応お知らせしておきます。

<再現ダイヤ>
特急12011列車
 昼間時の特急。過去の特急14015の後継です。日中の特急ダイヤで、特に注意するところはありません。9300系充当。

準急6031列車
 平日早朝にある、9300系使用の準急です。かつては快速を公開していましたが、洛西口と西山天王山に停車できるよう、準急を製作しました。途中の待避はありませんが、結構長時間運転です。準急ながら高槻市・茨木市・正雀の3駅で普通車を追い抜き、さらに淡路で相川始発の天下茶屋行きに追いついて連絡します。

快速急行6005列車
 休日早朝の快速急行のうち、数少ない9300系非充当のスジです。また休日ダイヤはワンハンドル車専属運用も特にないことから、ツーハンドルの5300系も運用に入ります。このダイヤは過去にBVE2で同じ列番を公開していましたが、ダイヤ改正により淡路の入線ホームが変わっております。淡路では北千里発天下茶屋行き普通に追い抜かれます(←語弊がある?)。

普通1345列車
 昼間時の梅高普通です。BVE2で公開していた同系統の普通と同じです。正雀で特急・準急の通過待ちがあります。高槻市の留置線から出発する際は入換運転の操作が必要になりますので、ご注意ください。

特急121列車
 1993年頃の京阪間ノンストップ特急のダイヤを基本に、すれ違い列車は1970年代、沿線風景は1999年頃…と色々バラバラなので架空データのようなものです(特に沿線の雰囲気はかなり適当なものと思ってください。当時無い建物が色々ありますので…)。
 ダイヤ的には6300系のダイヤですが、2800系でも完走できます。基本的に高槻市を境にダイヤの余裕がガラッと変わりますので、常に最高速で走っていると早着します。駅停車の高速パターンは無く、階段照査での停車になりますが、注意するのは大宮くらい(コツとして、ホームに入るまでに45km/h以下に減速すること)。大宮からは約32分間ノンストップです。
 
 以上、停車パターンの異なる5つのダイヤを作りました。今後、ダイヤは増えたりする可能性はありますが、現在はこの5つだけです。新しい洛西口と西山天王山に停車できるのは今のところ②のみです。

<今後の計画>
 今回の京都本線をベースに、すずはる様のブログにて現在公開している他3線を優先的にリニューアルする計画です。その際はダイヤも刷新します。それらが終わってから、まだ5化していない路線も順次更新していけたらと思います。また京都本線についても、今後天候の変化などの追加要素を充実させる計画です。
 今後もすずはる様をはじめ、多くの方に協力いただくことになります。私もできる限り、皆様に楽しんでいただけるようなデータ作成に微力ながら協力していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。



以下、裏話です。一通り運転してから読んだほうがいいかも…。

◆まず、データの製作が滞っていたことをお詫びいたします。更新のタイミングがなかなか見いだせないまま、西山天王山駅開業から3年も経ってしまいました。
 洛西口が上下とも高架化した2016年3月にようやく取材に行くことができ、改修に移ることができました。正直なところ、上り線だけ高架だとデータが作りにくかったのも滞っていた理由です。

◆今回取り付けた新標識として「エアセクション」があります。設備そのものの説明は他を見ていただくとして、エアセクションの区間は停車禁止になっていますので、もし付近で停車する用があれば、この区間を避けてください。
 また、特急121列車はデータ再現時期が古く、エアセクションは存在していますが標識がありません。当時の運転士は(今もそうでしょうが)標識が無くてもどこがエアセクションか判別できたので、これで問題なかったのでしょう。拙作のデータではエアセクションもエアジョイントも標識の有無でしか違いが無いので、現ダイヤのデータでエアセクションの位置を覚えてから特急121列車をやるのが良いかと思います。

◆エアセクションもそうですが、架線自体をシンプル・コンパウンドの区別を付けるようにしました。しかしあまり深く追求するとどこまでも行ってしまいそうなので、それ以外の色々な架線描写は止めました。これも雰囲気だけで製作している結果です…。

◆一部ポイントを動くようにしてみました。これは自分がポイントの開通方向をストラクチャ改修で再現した際にどうしてもやりたかった要素であります。ちなみに他列車構文で動かしています。そのほかの他列車構文を使った描写はすずはる様によるものです。

◆沿線風景の改修については、以前はBVE2の変換だったために、16:9のフルスクリーンだと左右に抜けがある場面が多かったので、それらを埋め合わせるための改修が主なものです。まぁ、あくまでも雰囲気重視ですので「あの建物が無い」とかあまり細かいツッコミは勘弁を…。
 重くなった点についてはごめんなさい。一応、すずはる様の方で軽量化をしていただいています(元データはもっと重いです)。推奨描写距離は特に指定しませんが、一番重いのは十三~梅田間なので、ここがスムーズに動ける描写距離に設定するのが望ましいと思います。

◆他列車ストラクチャもバラエティーが増えました。クオリティが高いものが多いのでついつい目が行ってしまいます(←脇見運転)。
 すずはる様の方で色々ランダム要素を仕込んでいるようなので、その違いも楽しんでいただければと思います。そしてストラクチャを製作していただいた作者の皆様、本当にありがとうございます。

◆弊ブログのBVE2版データですが、今回阪急京都本線がリニューアル公開されたため、BVE2版の京都本線は近日中に公開停止いたします。今後BVE2版を公開するかは未確定です(公開したところで、そこまで需要が無い気がします…)。
 そのほかのデータは公開を継続していますが、京都本線に直通するダイヤは合わせて公開停止となります。合わせてご了承願います。

薬師踏切

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 福井県のえちぜん鉄道勝山永平寺線松岡~志比堺間にある踏切。国道416号線の脇にあり、松岡薬師3丁目地区からの出入り口にあたる踏切であるが、車両通行止めである。しかし同地区と国道との車の行き来は、西側の線路横断を介さない所で行っているので、特段問題なさそう。


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 車両通行止めなのにこの踏切幅である。前回の変電所前踏切は拡幅のために両遮断化している真っ最中だったが、こちらは既に拡幅して準備万端なのに車止めがなされている。いずれここからも出入りできるようになるのだろうか。


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 幅はどうみても車が通れるくらいはある。国道へ左折できるようなナナメの角取りもなされている。


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 勝山(志比堺)方面。よく見ると障検まで準備されている。


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 福井(松岡)方面。国道はすぐ先で鉄道線を乗り越え、以後福井市内まで線路南側を走る。


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 反対側の様子。縁石もあるし、歩道に柵がされているので、どうみても進入不可能。
 ちなみに自転車の場合、車道走行なので、縁石を乗り越さないと渡れない。また「車両通行止め」の道路標識が踏切についているので、どちらにしろ自転車に乗ったまま渡ることは違反になる。「幅の広い歩行者専用の踏切」ということである。

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 踏切周辺を走る勝山行き。運転間隔は日中30分毎で、休日は単行だとやや混み程度の乗客数だった。

湘南海岸公園6号踏切

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 江ノ電の江ノ島駅前にある踏切。手前と奥の道とで道幅が違うのは、手前側の道が一方通行(昼間時)だから。


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 反対側より。江ノ島駅はすぐ横にある。
 左側の警報機は架線柱に寄生している。


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 スピーカーの取付などもわざわざアームを伸ばして付けられている。周囲が結構せせこましいので、こうするのがベストだったのであろう。


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 踏切から江ノ島駅構内を望む。歩行者が渡っているのは駅の構内踏切である。


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 また、この踏切は分岐器の上に設けられている。このあたりのレイアウトからも、住宅密集地であることがうかがえる。



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 反対側を向くと脇道がある。この脇道は意外と気づきにくい。



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 脇道側から。三差路踏切なので遮断機は素直に3つある。



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 一方通行がある時間帯、北側から来た車はこの脇道にエスケープしなければならない(写真の車は逆方向。右折は一方通行になるので左折するしかない)。脇道は一方通行ではないものの、狭いことには変わらない。


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 電車が通過。見ての通り、踏切が閉まると駅方向へも行けなくなるので要注意。

松原湖踏切

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 よく鉄道関係の公園などで入口に警報機が置かれている場合が多いが、その一種にも見えるこの光景。


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 まぁ、こういうわけだが。



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 警報機の背後は公衆トイレである。
 今立っているこの道は、JR小海線の松原湖駅の駅前広場に続く道で、行き止まりであり踏切は無い。



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 下り坂の左カーブがあるために、右側の警報機を付けたのだろう。設置面の高さも違う。



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 小淵沢方面を望む。すぐそこに見えるホームが松原湖駅。冒頭の写真で駐車車両があった場所が、駅前広場ということである。
 なお、駅名の元になった松原湖までは徒歩で30分はかかる。



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 小諸方面。小諸にしても小淵沢にしても、どちらもまだ遠い。



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 踏切の反対側もカーブになってはいるが、「はぐれ警報機」は置かれていない。
 遮断機がぶっといのは突攻防止であろう。



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 小諸行の列車がやってきた。世界初のハイブリッド式鉄道車両のキハE200形も、登場からまもなく10年になる。

BVE近況報告(2017年4月)

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 たまには報告をしておかないと…一応、ちまちまと進めております。
 やっていて思うのですが、もはや自分の編集手法は時代遅れな気もしますが、それでもやりたいようにやりますので、ご了承のほどをm(_ _)m

 現在の私の方で進めている阪急各線の様子です。いずれも公開等についてはまだ未定です。

  京都本線  
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 既に公開されている京都本線ですが、雨天データの試行が行われていまして、私の方で「傘を差した乗客」を追加してみたりしています。
 阪急のホームで屋根が無いところは意外と少なく、わざわざ傘をさして屋根のない場所で待つ客は多くないと思いますので、必要最小限です。たまに差さずに待っている客も居たり居なかったり。

  神戸本線  

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 神戸本線はまだ公開していませんが、前回の近況報告にSSを出した通り、だいたいの改修は終わっております。公開用のダイヤがまだ決まっていないので未完成な点がいくつかありますが、実際の神戸線ヘビーユーザーしかわからない小ネタも色々仕込んでますので、気づきましたらニヤニヤしていただければ嬉しいです(^^;
 ところで、画像の駅が分かる方は結構やりこんでいるとは思いますが、この駅ともう一駅、停止位置が変わっています。しかも残距離標の建植位置は従来のまま。ブレーキ操作が染みついている方は、公開後に再度チャレンジしてみてください。

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 京都本線には無かった「複分岐器」を簡単に再現したのがこれ。まぁ片渡り線の位置をずらしただけなのですが、BVE2では25m縛りと描写の関係で設置が難しかったのです。
 細かいことはさておき、こんな感じで行きたいと思います。


  今津線  
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 今津(北)線も京都本線と同じく、私の中では最初の方に作った路線なので、粗が多いところが多く、優先的に改修したいと思っていました。
 上の画像は武庫川橋梁。ここは何度も風景が変わった気がします。私が作り始めた時は線路左側のビルは「サンビオラ」のデカイ看板があったのですが、現在のこれは「ザ・宝塚タワー」というマンションになっています(サンビオラは南口駅前にまだあります。阪急オアシスなどが入っています)。

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 今津線も短いながら、ポイントは(描写的に)複雑なのが多くて苦労しました。2枚は宝塚駅の画像ですが、上は複分岐設置前・下は設置後です。ここの複分岐は自線側が曲がっていくので、レールを細かく分けたりして調整したものです。大変でしたが、個人的には満足しております。

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 各駅付近のビルなどのストラクチャは大体改修対象になっています。裏話的ですが、高速で通過したり、駅に停車する直前などの沿線は結構手を抜いており、逆に低速で通過したり、駅停車中に見える沿線にはちょっとだけマトモにしてみたり、一応こだわっています。

  千里線  
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 千里線はまだBVE5データ自体がありませんが、淡路付近の取材はしてしまっているので、淡路→天六だけ作ってみました。
 この区間は現在も絶賛工事中で、既にSSの場所は違う光景になっていたりしますが、あくまでも取材した時点での再現にとどまっています。仮線区間では勾配標や曲線標に統一性が無く、取材に苦労したところです。

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 天六のトンネル手前も大幅に変えました。てかこの辺、ダブルシンプルカテナリーなんですね。阪急では珍しい区間だと思います。

 今回は以上になります。紹介していない他の路線についてはまだ改修未着手です。一応、宝塚本線と千里北線については、あらかた沿線の取材は終わっております。順次手を付けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

小ケ谷踏切

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 JR川越線の西川越駅すぐそばにある踏切。片側1車線道路を渡っているが、近くに県道との交差点があって渋滞が発生しやすい。


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 大宮方面を望むとすぐそこに西川越駅。列車選別装置が付いていないと、停車列車に対しては長時間遮断してしまうパターンの踏切である。


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 高麗川方面。列車本数は1時間当たり2本程度で、そこまで頻繁に走っているわけではない。


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 反対側の様子。
 この踏切の特徴は、とにかく多い警報器。確かに交通量は多いが、踏切前後直近に複雑な交差点があるわけでもない。


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 西側の警報器。OH型も含めて7対、14個の灯器がある。ここ手前左だけ脇道があるので、そちらを向いている灯器が1対あるが、それ以外はメイン道路用である。


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 東側の警報器はいずれも補助で背が低いが、それでも6対、12個もある。


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 特にこれは、わざわざ2段にする必要があるのかわからない。上側の2対は後付けのようだ。


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 電車がやってきて踏切が鳴るとあっという間に渋滞が出来る。
 全方向灯器にすれば灯器数は抑えられると思うので、いずれそうなる時が来るかもしれない。

七ツ新屋第2踏切

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 静岡鉄道静岡清水線の御門台駅前の踏切。周囲の地名が「七ツ新屋」なので、踏切名はそれに倣っている。


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 反対側より。
 踏切の中に御門台駅の入口がある。これまでいくつか紹介してきた「踏切の中に駅入口がある」パターンである。
 奥に少し見えている高架橋は東海道新幹線で、同じ場所にJR東海道本線の踏切もある。


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 御門台の駅舎。島式ホームで出入口は1か所なので、どちらに行くにしてもここから出入りするしかない。そう考えればコンパクトな駅舎である。


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 細長い駅舎の中には券売機と自動改札機等があり、この通路を通れる幅であれば車椅子も入れる。
 電車が停まっている側は新清水方面。逆の新静岡方面は入線前より踏切が鳴るので、駆け込み乗車は出来ない。


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 新清水方面を望む。左側は静岡鉄道グループのスーパーマーケット。静鉄の駅周辺によく見かける。


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 こちらは新静岡方面。隣の草薙駅までの距離は静鉄にしては長い方である。


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 駅舎の中から踏切を望む。
 踏切道には、駅舎反対側には歩道があるが、駅舎側には簡単に区画されているだけで歩道が無い。ここから出場するときは車に注意する必要がある。
 右側の壁には、踏切待ちの人に向けてか、「御門台駅に改称した経緯」などが書かれている。


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 駅舎内に向けている警報機。4方向とも同時に見えるようにしており、初代全方向灯器と言ってもいいかもしれないが、4方向90度毎にしか見えないし、そもそも発光が見づらくなっているので撤回する。


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 さらに下がって駅の中から改札機の様子。これだけ狭い駅舎なのに掲示物・AED・洗面台等が所狭しと置かれている。
 右に幅広改札があるが、ここをギリギリ通れたとしても、奥の通路を(ry


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 駅舎から入線する電車を撮影。長らく一形式しか走っていなかった静鉄線にも、新車が入るようになった。

小姓町踏切

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 閑静な住宅街の直線道路を斜めに横切る線路。


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 近寄ると、どうも左手にもうひとつ道路がある模様。


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 渡って振り返ればこの通り。いわゆる三叉路踏切である。
 場所は京阪石山坂本線の中ノ庄~膳所本町間。


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 こちら側手前も側道が分岐しており、どれも幅の狭い道路ながら結構入り組んだ交差点のようだ。


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 メイン道路より踏切内で分岐している道。ここも狭い。


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 その道路から踏切を見たところ(逆光ご容赦)。交差点があることについては何も表示は無い。


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 踏切から膳所本町(坂本)方面を望む。奥にその膳所本町駅があり、そこに五叉路踏切もある。


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 こちらは中ノ庄(石山寺)方面。こちらも中ノ庄駅の先にまた別の三叉路踏切があったりする。
 住宅街の道路は直角交差が多い中で、線路がグネグネと斜めに進んでいるため、このような多叉路踏切が続出しているようだ。


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 多叉路踏切の例によって、踏切が閉まっている時は、手前の道から奥の道(あるいはその逆)は行けない。また行く時も、道が狭いのと線路上でのハンドル操作はスリップしやすいので注意が必要である。


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 石山寺行電車がやってきた。
 石山坂本線の車両も、写真のような本線系統と同じ塗装に順次変更していくらしい。

海士有木踏切

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 踏切名が難読だが「あまありき」と読む。千葉県の国道297号線大多喜街道と小湊鉄道線が交わる踏切である。
 一見したところ普通の踏切だが、珍しいものが付いている。


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 近寄ってみると違和感のある物体が。
 右側の警報灯器の付いていない標柱は何だろう。


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 反対側から。


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 この標柱、なんと木製である(クラックまで入っている)。これに警報灯器が付いていたらまさに「木製踏切」で、個人的には"お宝踏切"と言えそうだが、踏切らしさはクロスマークと虎模様くらいである。
 なお、古い写真などを調べてみると、かつては虎模様ではなく、通常の木製電柱のままの色だったようだ。
 通常の踏切装置を補完する意味で、警報機のある反対側にこういう標柱を立てているパターンはいくつか見たことがあるが、こんなに大きな木製標柱はあまりお目にかかれない気がする。


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 踏切より五井方面を望む。この踏切のある大多喜街道は狭いわりに交通量が非常に多く、このような車が切れるタイミングを探すのに苦労した。


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 反対の上総中野方面。すぐそこに見えるのが海士有木駅である。ここまで京成千原線が伸びてくるはずだが、計画は頓挫しているようだ。

BVE近況報告(2017年8月)

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 すずはる様のページにて、BVE5版阪急京都本線が更新されました。新規ダイヤ追加は無いものの、ランダム天候の実装などが行われています。

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 私の方も少し手を加えさせていただきました。細かいところが多いので割愛しますが、パッと見てわかるのが、入換信号機の進路表示機の追加です。特に高槻市で留置線から出発する際に進路表示が無いのが気になったので、今回更新で追加しました。
 念のため解説すると、高槻市始発の普通車は4号線から発車するので、画像の進路表示は④となりそうですが、奥にある場内信号機までは構内進路では「9号線」になっているので⑨の表示になっています。なお、この入換信号の進路表示は左から⑨②①となっており、②①は上りホームのことです。入換進路はなかなかマニアックな内容なので、個人的に追加したかった要素でもあります。
 また合わせて、この場所のポイントも駆動するようにしています。これも理由があるのですが割愛。


 今回の更新では京都線用の新規車両データが公開されましたが、車両データが結構充実してきたので、ダイヤもまた増やそうかなと考えているところです。またいずれ更新の際に反映させたいと思います。
 その中からネタをひとつ。最近ポイントの駆動に嵌っており、作ってみたものを貼ってみます(動画で貼ったほうがわかりやすいのですが…)。

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 上記の3枚の順番に動く様子が見られるダイヤを作る予定です。といっても画像がわかりづらいし、そもそも運転画面からだとズームしないと見れないし、左手前に至ってはおそらくどう頑張っても見れないので単なる自己満足ですが、許してください…。



 さて近況報告ですが、宝塚線の改修がだいたい終わったところです。

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 再取材していると色々変わったところがあって驚きます。川西能勢口では阪急より先に能勢電の方が列車案内表示器がLEDになってしまいました。

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 豊中は駅周辺の建物をいくつか追加。京都線同様に進路表示機も追加しました。

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 カント付曲線も追加。25m単位で少しズレが見えてしまいますが、運転していたらそれほど気にならないと思っております。合わせて、曲線通過時に乗り心地がスムーズになるように緩和曲線も追加しています。

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 結構悩んだ庄内の複分岐。これまでのデータでは全部25m縛りの状態で作っていたので、今回は5m単位に分割して下り線の分岐器をずらしました。
 今回のSSはここまで。またいずれ進捗は載せようと思っています。
 


 最後になりますが、BVE2版の阪急京都本線Ver 1.60の方は公開を終了させていただきました。お楽しみいただき、ありがとうございました。今後はBVE5でお楽しみ願います。
 合わせて、嵐山線・千里線のデータのうち、京都本線直通列車に関しても公開を取りやめております。これら公開終了したデータに関しては今のところは著作権は放棄していないので、無断公開等は止めて頂きますよう、お願い申し上げます。今後も同様にBVE5化しているデータから公開終了する可能性がありますので、ご了承願います。

宮西踏切

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 一目見ただけで「変だ」と思う踏切。こちら側の様子だと普通に見えるが…


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 踏切を渡って振り返るとアラ不思議。警報機が無い。



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 この踏切はなぜか片側にしか警報機が無いのである。扱い的には第三種踏切のようだが、第四種にも見えなくもない変な踏切である。


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 場所はJR武豊線の末端部、武豊駅に近い住宅地の中。
 こちらは東成岩(大府方面)の様子。武豊線は最近電化された路線なので、架線柱は綺麗だ。


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 こちらは反対の武豊方面。
 至近にも第三種踏切がある。


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 両者の位置関係はこんな感じ。間が空き地なので、宮西踏切のこちら側の警報機は右側ので代用してくれという感じだろうか。
 もしも、この三角地帯に何か建ったら(狭すぎるけど)、宮西踏切のこちら側の警報機も立てられると思われる。


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 そんな感じで「兼用」された警報機を持つこちらの踏切は「宮東踏切」という。踏切のある路地を少し北西に行くと神宮社があるので、そこを取った名前であろう。


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 宮東踏切から宮西踏切(東成岩方面)を望む。左の森が神宮社。
 どちらの踏切も車が通れないゆえ、目立たない場所にあるが、宮西踏切の珍しさは全国レベルだと思う。

(踏切名不詳)

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 長崎の路面電車である長崎電気軌道本線の浜口町~松山町間にある歩行者専用踏切。
 長崎電気軌道はその路線ほとんどが併用軌道で、専用軌道の区間はこの区間が含まれる浜口町~岩屋橋となっており、踏切も数か所存在するが、駅間にある純粋な踏切は希少である。

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 とはいえ、警報機・遮断機も何もないので踏切としては第4種のようで、あまり踏切の感じはしない。
 歩行者専用にもかかわらず、無駄に幅が広い。


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 よく見ると警報機はある。パトランプ式で、電車が接近すると点灯し、上のスピーカーより「♪プップップッ」とブザーが鳴り、「危険ですから横断にはご注意ください」といった警告音声が流れる。
 警告音は電車がかなり近づいたときにしか流れないので、長くても3サイクルくらいしか鳴らない。1サイクル目が鳴り終わると既に電車は目の前まで来ているので、警告音が鳴り始めたらすぐに待避が必要である。

 余談だが、長崎電気軌道には現在、ステレオタイプな踏切警報機を持つ踏切は存在しないが、かつてはあったという。その場所は浜口町~浦上車庫前の旧線など、線路付け替えが行われたところで、現在は旧線の跡形はほとんどなく、警報機も当然無くなっている。


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 踏切脇にはJR長崎本線が通っている。長崎本線は複線(実際は単線並列)高架だが、高架化前は長崎電軌と並走していた。


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 松山町(赤迫)方面。長崎本線の高架に沿って浦上車庫前の先までは専用軌道になる。奥で人が横断している場所が松山町電停の踏切。
 ここ以外の踏切は自動車が通る故、電停が隣接しており、微速で通過できるようになっている。一方この踏切は人影が無い場合は特に減速せず(カーブのための減速は行って)、通過する。


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 反対側の浜口町(長崎駅前)方面。急カーブの先は長崎西洋館を潜るトンネルになっている。見ての通り非常に見通しは悪い。警告音には十分注意して横断したい。


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 踏切を渡ってから振り返る。正面の階段を通らなければアクセスできない。


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 こちらからは松山町方面の見通しも悪い。
 先ほどから奥に見えている屋根は長崎市営庭球場、つまりテニス場である。


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 トンネルをくぐって電車がやってきた。見て分かる通りトンネル内は壁画が描かれている。長崎電軌には桜町~公会堂前にもトンネルがあるが、法的にトンネルであるのはここだけである。

BVE近況報告(2017年10月)

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 いきなりですが、本日高槻のシェアアトリエ福寿舎さんで行われていた「電車運転マルシェ」というイベントに行ってまいりました。
 すずはる様改修のBVE5版阪急京都線を、BVE飯田保線区様がさらにグレードアップされたデータが運転体験コーナーとして出展されており、ふっつかながら挨拶と見学に行かせていただきました。

 データは長岡天神→高槻市の区間でしたが、データの改修度が自分の比ではないほど素晴らしく、まさしく別作品。さらに隣に有名なBVE5版飯田線のシミュレータも置かれており、見ているだけで非常に楽しめました。これだけ凄い改修をしていただけて、私も幸せでございます。色んな方に阪急線データの充実に関わっていただき、BVEをやってて良かったなぁと思えるひとときでした。
 お話させていただいた飯田保線区さまをはじめ皆様、ありがとうございました。
 



 さて、ここからはいつもの近況報告です。
 前記と被る内容で何度も書いた気がしますが、色んな方に阪急の車両データを作っていただいて、どれもクオリティが高くて感服しております。それに見合うデータになっていれば良いのですが…(汗)
 とりあえず近況としては、冒頭のような素晴らしい改修へはほどほど遠いものの、とりあえず充実した車両データで楽しめるよう、調子こいて色んなダイヤを再現しようと改造しております。

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 桂の副本線。日中の準急などでよく目にするパターンですね。 


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 長天の副本線。こちらは現ダイヤでは朝夕中心で、日中は入りません。副本線への速度制限も厳しめ。


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 茨木市の副本線。大阪までの間で、まともに緩急接続する駅としては最後ですので、使用頻度も高いです。
 あと、こっそり周囲の建物を追加しています(^^)

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 相川の副本線。下りは正雀待避が多いので、相川は比較的使用頻度が低く、当駅始発列車がよく使っているイメージです。上りは逆で使用頻度が高いのですが。

 京都本線は今の公開ダイヤだと9300系でしか西山天王山に停車できない等の制約(?)があるので、以前の拡充パックほどではないですが色々ダイヤを増やしたいと思っています。




 次に現在改修中の路線ふたつ。 

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 まずは嵐山線。久しぶりに乗車しましたが、結構変わってました。
 嵐山駅については逆向きなのでそこまで弄らなくても済み(ヲイ)、メイン改造箇所は松尾(大社)周辺となりました。
 松尾大社は東口が出来ていたので再現しましたが、よく考えると全体的な再現時期が2016年3月なのに対し、この東口完成は2017年3月であるという…。ま、そのあたりは深く考えないでくださいm(_ _)m
 ちなみに上桂でも同時期に西口が出来上がっています。どちらも地下道は存置されているので、改札に入ってからの上下線の行き来は可能のままです。




 
 続いて千里線の北側部分。現在すずはる様公開中の改修版には無いデータですが、車両データの充実に触発されて改修しました。こちらも大幅に色々変わっています。


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 まず北千里~山田間は今のデータが酷い位、適当な再現になっていましたので、ほぼ全面的に取材して作り直しています(それでも自分の限界までしか再現できていませんが…)。
 この区間は列車は築堤上を走るのに対し、沿線が森だったりマンションだったり川だったり次々変化するために視野が広く取らなければならず、再現に苦労して投げた記憶があります。ごめんなさい。


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 次にこの区間…といっても地元民や利用者以外は「どこ?」と思うかもしれませんが、吹田~下新庄間の神崎川橋梁です。
 下り線だけが現在仮線に切り替わっており、その状態を再現しています。

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 こんな感じでグネグネとした線形になっていますが、当然乗り心地も違います。加えて下新庄駅のホームも一部仮設になっており、停車が少し難しく(?)なっています。


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 下新庄~淡路間はほぼに仮線状態。現在は結構橋脚も立っています。もう再現時期2016年3月どころではないのですが、細かいことはいいやw
 そしてこの区間、旧データでは再現していなかったのですがエアセクションがあるのです。場内停止だからと言って適当に踏切あたりで停車してしまうとエラいことになるので、ちゃんと信号待ち停止位置まで行きましょう。
 

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 その他の区間は建物の追加や改修が中心で、見た目のみ変わっています。
 私も久々に千里線を運転しましたが、運転に気が抜けない路線で楽しいです。まだまだ全体的に調整どころがありますので、気長にお待ちいただければ幸いです。

 それでは今回はこのへんで。

鶯の森踏切

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 能勢電鉄にある、その名の通り「鶯の森駅」前の踏切。
 踏切脇の入口が同駅の駅舎で、ホーム間を繋ぐ地下道などは無く、方向別で駅入り口が異なるため、利用者にとっては構内踏切代わりのよく使う踏切である。


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 この道は丘の上にある鶯台地区に繋がっている。このあたりは鶯の森・鶯台・鶯が丘等の地名が多い。

 踏切的な特徴としては奥の右側に注目したい。


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 警報灯のない警報機である。同系列会社では阪急今津線にあったりしたが、能勢電にもあったのだ。
 ただし、この踏切はほかの警報器が全方向型灯器に更新される前は、ここにも警報灯があったようで、更新に伴って不要と判断されたためにこうなったと思われる。


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 踏切より妙見口方面を望む。正面のトンネルを抜けると猪名川を渡って鼓滝駅へ直進するが、かつてはもっと大回りの旧線があった。


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 反対の川西能勢口方面。右側の細い駅舎が妙見口方面のそれである。


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 鶯台方面から道路を下ってくるとこんな様子である。警報灯のない警報器は視界には入って来ず、他の全方向灯器があるおかげで特に問題は無さそうだ。


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 全方向灯器も更新時期が違うのか、それとも後からつけたのか、メーカー違いの灯器が共存している。


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 通過する電車は川西能勢口方面行きの回送。能勢電も新車(?)が入るようになってきて更新の時期であろう。

寺原踏切

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 関東鉄道常総線の寺原駅近くにある踏切。


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 この踏切に近づくと、妙な風景が目に入る。
 すぐ横にあるもうひとつの踏切である。


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 踏切の遮断機とは別に、紅白塗装の遮断機が付けられており、しかもそれは閉まっている。


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 謎の踏切全景。奥が寺原踏切であるが、こちら手前側の踏切は銘板が無かった。よって、とりあえず寺原踏切と共通動作するものと思われる。


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 そしてこの踏切の正体は「バス専用道」ということだ。踏切脇に色あせた看板が立っていた。


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 バス専用道踏切は横断禁止なので、本来の寺原踏切から取手方面を望む。奥に見えるのが寺原駅で、左手にバスが並んでいるのが見える。あそこが関東鉄道バス取手営業所で、バスは出庫する際、あそこから手前へ走ってきて、専用道踏切を渡って、今立っている県道へ合流する。


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 反対側の下館方面。関東鉄道常総線は気動車のみの運転ながら本数が多く、日中も15分毎に運転されている。それゆえ複線である。


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 この踏切から通常の道路を通って寺原駅へ向かうには迂回が必要だが、自転車置き場がここにあることからも伺えるように、歩行者に限り、バス専用道を歩いてショートカットすることができる(自分は知らなかったので、駅からここまでは迂回してきました…)。


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 こんな感じで歩く人は多い。バスは頻発しているわけではないと思うが、歩道があるわけではないし、完全に営業所の中を歩く場面もあるので、注意する必要はある。


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 専用道は歩けても、専用踏切は渡れない。ちなみにバス営業所内にバス停は無いので、バスに乗ってこの踏切を渡ることも不可能のようだ。


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 滞在時間が限られていたので残念ながらバスは通過しなかったが、列車は来た。


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 二重遮断機の状態で通過する下り列車。こう見ると本来の鉄道側遮断機は不要に見えるが、この遮断機2つは別系統動作しているため、そうもいかないのである。


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 このバス専用道は一方通行で、営業所から出たバスは、写真に写っている左右2本ずつの電柱の横を通過する。ここに赤外線センサーが設けられており、ここをバスが通過すると紅白遮断機が自動で開く仕組みになっているらしい。
 このセンサーは絶妙な高さに取り付けられており、バスなどの大型車両が通過しないと反応しないため、歩行者が通っても何も起きない。


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 踏切側の方も、紅白遮断機の横に同じくセンサーがあり、ここを通過すると紅白遮断機は閉まる。つまり紅白遮断機はバスが来るか来ないかで鉄道とは関係なく動作しており、バスが踏切待ちする際は紅白遮断機は開いたままになる。
 今回は時間の都合でバスが通過する様子が撮影できなかったのが残念である(実は駅に到着して列車から降りる瞬間に、踏切を渡るバスは見たのだが、それ以後しばらく出庫する様子がなかったので、やむを得ず撤収したのである)。

中学校踏切

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 箱根駅伝でも有名な国道1号線東海道の箱根越え途中にある、箱根登山鉄道の踏切である。
 右上に見えているのが紹介する踏切で、写真左の青看板奥にある、半円形でトンネルが並んでいるように見える場所が箱根湯本駅である。


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 この踏切は見ての通り歩行者用で、手前もこの先も急坂というより階段のため、自動車はおろか自転車も渡れない。


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 箱根湯本方面を望む。崖沿いに線路が引かれているので見通しは悪い。この踏切も比較的最近に第一種化されたものと見え、カーブミラーも残っている。


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 こちらは小田原方面。レールが3本あるのはここが三線軌条だからで、狭軌の小田急電車と標準軌の箱根登山電車の両方が通過するためである。


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 渡った後の階段途中から見た踏切。
 踏切名の「中学校」はこの階段を上った場所に"あった"湯本中学校のことで、現在は校舎やグラウンドも残っているが、校舎には箱根町社会福祉協議会が入っている。湯本中学校は2008年に廃校になったようだ。かつてはこの踏切も通学路だったのかもしれない。


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 いかにも立てる場所に苦労したことがわかる警報機がある。
 この警報機、大きさからしても結構低く抑えられており、さながら屋上遊園地の子供用豆汽車に置かれている踏切のように見える。


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 石垣に直接取り付けるためのアタッチメントもしっかり作られている。ちゃんと配線も上手く処理されており、限られたスペースを活用しているのが素晴らしい。


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 警報機だけでなく遮断機も設置に一癖ある場所だったであろう。見通しが悪いので、歩行者用と言えど遮断機はあった方が正解だと思う。


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 踏切の向こうは国道1号と早川を挟んで、箱根湯本の町並みがある。郷土資料館や町役場もあのエリアにある。


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 ぬっとした感じで上り列車が現れる。この区間は三線軌条であるが、基本的に小田急車両がほとんどを占める。登山電車が来るのは車庫への回送の時だけだ。

打出駅踏切

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 阪神打出駅に隣接する踏切。名前の通りまさに駅前にある。


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 背後に商店街があるからか、踏切は一方通行で、この向きにしか車は通行できない。
 踏切向こうは「打出小槌町」で、うちでのこづち伝説発祥の地とされている。


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 警報機などの諸設備が全て架線柱に付いているのか特徴。線路を挟んで片側だけ架線柱に付けられている踏切は稀に見るが、両側とも付いているのは初めて見た。よほど設置場所が無かったのだろう。
 遮断機もスリムなものを使用しているし、どのアイテムも置き場所に苦心した感じがする。


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 こちら側の遮断機も、点検できるようにフェンスに切欠き処理がされている。


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 踏切より香櫨園(梅田)方面を望む。向こうの踏切の方が道幅が広く、車はだいたいそこを通る。


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 反対方向の神戸三宮方面。打出駅は基本的に普通しか停まらないが、平日朝のみ区間特急が停車する。
 かつてはホーム有効長が4両分しかなかったが、準急停車駅に昇格した際に6両対応になっている。
 なお、一部で有名な、ジェットカーとの競争ロケが行われたのはホームの向こう側である。


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 踏切警報機は架線柱正面に付けられているが、直付けが出来ないからか、一応アームが付いている。その他必要品が全て架線柱に付けられている。
 踏切向こうに見えるのが前述の商店街。


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 少し離れた場所から。警報器の位置はやはりここがベストだと分かる。
 打出駅の入口は踏切を挟んで両側にあり、基本的に行きたいホームのある側から入るが、踏切が長時間閉まっていたりする場合は、目の前の入口から入っても、中に地下道があるので問題はない。


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 通過する快速急行。6両対応とはいえ、近鉄車6両分の長さには対応していないので、快速急行が停まることは現在のところ無い。

BVE5阪急線が更新されました。

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 すずはる様のページにて、阪急線が更新されました。是非ダウンロードしてみてください。

 何と言ってもまず、飯田保線区さま改修のスペシャル版でしょう。
準急6031列車の河原町→高槻市間のみですが、クオリティが拙作とは段違いで、まるで別作品と呼べるくらい凄い出来です。
 自分の作ったデータをこんなにも改修していただいて、非常に有難いと思うとともに、色々な表現方法の勉強にもなりました。特に運転台から見える細かい沿線アイテムの有無や、線路ストラクチャのリピート方法、ストラクチャの透過解消法など、まだまだ列挙にいとまがないですが、参考にさせていただきたいと思いました。

 この飯田保線区さまスペシャル公開と同時に、私の方でちょびっと改修した京都線関係データも公開されています。京都本線関係は新規追加ダイヤはありませんが、嵐山線と千里線が公開され、それぞれダイヤが二つ入っています。 
 すずはる様をはじめ、改修に協力いただいた方、いつもありがとうございます。
 以下、私が関わった部分を中心に更新内容の説明です。

◆京都本線
特急12011列車【河原町→梅田】
準急6031列車【河原町→梅田】
快速急行6005列車【河原町→梅田】
普通1345列車【高槻市→梅田】
特急121列車【河原町→梅田】

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 京都本線は前述の通り新規追加ダイヤはありません。私の方で改修した点は、高槻市・茨木市前後の沿線ストラクチャの更新を行いました。特に副本線に入った際に見える左側の景色を少し変えました。高槻市○所も今までの画像が少し気になったので、更新しています(^^;

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 乗客ストラクチャを少し増やしていますが、逆に目立つ箇所があるかもと思うのは個人的な感想。淡路周辺は現状かなり変化が激しいですが、従来通り何も変わっていません。線形については現状が大幅に変わるまで触らないつもりでいます。

◆嵐山線
普通1285列車【嵐山→桂】
普通1481列車【嵐山→桂】

 嵐山線は2つとも同じ区間の似たような時間帯のダイヤですが、再現時期が異なります。
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 1285列車は現代版で、6300系リニューアル車による運転です。松尾大社・上桂の駅舎更新を反映しています。対向との離合は松尾大社で行いますが、松尾大社も上桂もS標による15km/h照査と低速パターンが動作しますのでご注意ください。

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 1481列車はダイヤ自体は1997年頃のものを使用し、2800系(1995年頃まで使用)による半架空スジです。対向との離合は上桂で行い、S標による15km/h照査は上桂のみで行われます。
 このダイヤは本線パックの旧ダイヤ特急の再現時期とほぼ合わせており、2800系を使用した普通ダイヤが欲しかったために個人的に追加したものです。2800系も定速制御が撤去された後の4両編成データを準備していただいたので、少し前の嵐山線を体験していただければと思います。


◆千里線
普通751列車【北千里→天神橋筋六丁目】
普通1053列車【北千里→天神橋筋六丁目】

 千里線の2つのスジはどちらも現代版の休日ダイヤによるもので、使用車両に違いがあり、751列車は阪急車8両、1053列車は大阪市交66系8両による運転となります。
 751列車は8両編成であれば何でも大丈夫です。初期設定は3300系になっています。
 66系データは昨年秋に公開されていますが、阪急車とともに今回の千里線公開に伴い更新されていますので、合わせてダウンロードください。

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 ダイヤの面からいうと、2つの列車はあまり違いはありません。京都本線に比べるとゆとりがありますので、下り勾配が続くゆえに速度維持にご注意ください。駅間最高速度を超えて走ると早着気味になります。
 751列車は淡路にて普通梅田行きと快速急行梅田行きに接続するため3分ほど停車します。普通梅田行きは連絡後すぐ出て行ってしまいますが、その後の快速急行梅田行きは淡路到着後、当列車と連絡してから当列車が先発になります。
 1053列車は淡路にて普通梅田行きにのみ接続します。平日ダイヤであればこの後特急梅田行きにも連絡しますが、土休日ダイヤでは河原町発の堺筋準急が迫っているので、特急の到着前に出発してしまいます。

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 千里線の神崎川橋梁は仮線の状態で再現しています。今現在は上り線も仮線を走っており、従来の橋梁は撤去工事がされていますが、BVEではこのような状態ですのでご了承ください。
 以前の近況報告でも書きましたが、この先下新庄のブレーキングにはご注意ください。

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 下新庄→淡路間は信号待ちがあります。A標・S標のほかにエアセクションの解除位置にもご注意ください。
エアセクションを抜ける前に停まらないようにしながら、抜けた直後のS標照査にも注意して、信号待ち停止位置で停止してください。下り勾配気味なので気を抜かないように…。

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 淡路→柴島間も下り線のみ仮線状態で再現しています。旧線に比べ半径の小さなカーブがありますのでご注意を。

 なお、嵐山線・千里線とも雨天データはまだ準備できていません。ごめんなさい。
 京都本線への直通データもいずれ公開できればと思いますので、気長にお待ち願います。

 また、京都本線に続き、嵐山線・千里線のBVE5版公開に伴い、弊ブログでのBVE2版公開は近いうちに終了します。ご了承ください。今までお楽しみいただき、ありがとうございました。

 それでは今回はこのへんで。

渋谷1号踏切

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 京王井の頭線の踏切。名前の通り、渋谷駅から数えて最初の踏切である。
 この踏切は立地が珍しい。


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 半地下駅の神泉駅と、トンネルに囲まれたわずかな空間に踏切がある。周囲は起伏が多い地形なので、都会の中ながらトンネルに囲まれた踏切になっている。


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 渋谷方面を望む。このトンネルは渋谷駅まで続いている。
 当然ながら立入禁止の看板があるが、あまり目立たない。


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 こちらは吉祥寺方面。前述の通り目の前が神泉駅である。ここも神泉トンネルの中にある地下駅の状態で、奥にトンネル出口が見える。
 なお、かつて駅舎更新前の神泉駅は掘割状態の駅だったとのことで、ホーム部分は明かりが差し込む形だった模様。

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 踏切の反対側から。トンネルに挟まれているにも関わらず、歩道部分はしっかり確保されている。車通りはそこまで多くない感じだった。


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 モノを置ける場所が渋谷側のわずかな空間しかないし、所狭しと色々置かれている。
 障検は3Dタイプを使用している。


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 神泉駅ホームから見た踏切。明かり区間は一瞬なので、電車だとあっという間に通り過ぎる。

築港構内第二踏切

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 ことでん高松築港駅の近くにある謎の踏切。
 簡易な柵がされており通行止めの気配だが…。


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 なんと鳴りだした。設備は現役なのである。
 それにしても踏板が無いのに、設備が撤去されていないのは珍しい。理由があって残しているのか…?いずれにしても踏板が無いと渡りづらい。



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 電車が通過する。一応柵があるので、渡ってみることはしなかった。



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 踏切を東側から見る。踏板が無いので廃止踏切と言いたいところだが、装置が稼働している以上メンテナンスもしているのだろう。



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 こちらは西側の築港構内第一踏切から見た状態。この角度だと踏板が見えづらいので、現役にも見える。

 余談になるが、この第一踏切も謎な点がいくつかある。


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 この踏切は踏板こそあるが、渡った先はカラーコーンと簡易チェーンで行き止まりになっている。その先は空き地らしいが、一応第二とは違い、チェーンを外せば車でも入れる。
 さらに踏切左側にも謎の遮断機が写っている。こちらは関係者向きの駐車場の模様。
 ついでに、警報機が暗く見えるのは単純に球切れである。


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 謎の遮断機は手動で開閉するものらしく、向こう岸にはない。駐車車両があるのでこれは現役らしい。
 線路の先は終点の高松築港駅である。
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