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朝倉第2号踏切

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 近鉄大阪線の大和朝倉~長谷寺間の踏切。このあたりから東は山岳路線になるので、畑に通じる小道の踏切などが多くみられ、ここもそのひとつ。


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 まずこのステップはなんだろう。単純に考えると遮断機装置を点検するときに使う台座のようだ。近鉄の踏切ではたまに見る。


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 そして渡ろうとするとこれ。渡れないじゃん…。


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 この風景を見ると阪急のアレを思い浮かべてしまうが、このフェンス扉は反対側にはない。こちらの道路に面した側にのみ存在する。


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 そしてこの扉をよく見ると、鍵は付いていない。ただし構造的に内側(踏切側)から閉めれば外側(道路側)からは開かない構造のようだ。おそらく踏切通行者が限られていることと、田畑に通じているので安易に渡られると困る(後述するが、田畑側は行き止まりではなく、一般道に通じている)ので、このフェンス扉が設けられたのであろう。
 ちなみに訪問時は錠はかかっておらず、開いていた。


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 フェンス扉を背にして撮影。あぜ道のような細い道は、大和川を橋で渡って、奥のガードレールがある道路まで通じている。


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 大阪上本町方面。上の橋は近鉄朝倉台住宅地に通じている車道で、朝倉橋という。


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 伊勢中川方面。ここから見えている上り勾配は榛原駅手前まで延々続く。


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 抑速ブレーキをかけながらその勾配を下りてきた伊勢志摩ライナー。ここから上本町までは細やかなアップダウンはあるが、平野を走り抜ける場面が多くなる。


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 踏切北の大和川に架かる橋の袂から踏切(画面右)を見る。親柱によると名前は「かんじんばし」というらしいが、細い農道に通じているだけにしては立派な橋である。

新舞子14号踏切

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 踏切は駅ホームの横スレスレに設けられている。ホームも道路スレスレに建てられている。


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 名鉄常滑線新舞子~大野町間にある小踏切である。写っている駅は大野町駅。


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 向こうの警報機の立地に注目。なんとホーム上に建植されている。


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 よほどスペースが無かったのだろう。苦肉の策な感じがする所が面白い。
 駅の構内踏切であれば、ホーム上に建植されている例があるが、普通の踏切ではあまり見ないと思われる。


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 ちなみに踏切のこちら側は神社になっており、神社への私道踏切のようだ(踏切を渡らないとアクセスできないわけではない。ただし駅から神社へ行くには踏切経由が最も近い)。


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この警報器は当然駅ホームからも近づくことができる。だからといってどうということもないが…。


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 改めて踏切から常滑方面。大野町駅は典型的な相対式の駅で、優等列車は準急が停車するものの、改札口は西側にしかなく、エレベータやスロープなどのバリアフリー設備はない。


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 こちらは太田川方面。付近はカーブが多く、大野町駅だけが直線に作られたような感じである。


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 そんな大野町駅ホーム下に遮断棹の隠し場所(?)が。
 さらによく見るとホームを受けている鉄骨は古レールのようだ。色々ネタに事欠かない。


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 普通列車がやってきた。常滑線はホームからはみ出して停車し、ドアカットを行う駅がいくつかあるが、この大野町駅では行われないようだ。

早稲田22号踏切

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 いきなりこの看板である。なんのアピールだ。


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 そして見渡さなくても視界に踏切はある。踏切の入口はこちらですという意味の看板である。



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 この踏切、渡るためにはこのクランクを通らなければならない。


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 この狭さ、クルマはとうてい通れない。これだけ急なクランクにもかかわらず、警報灯の位置と向きが変だ。 


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 周囲の様子で分かると思うが、実はこの踏切は仮線上にある。都電荒川線の鬼子母神前~都電雑司ヶ谷間にある仮設踏切である。
この線路右側のスペースでは、環状第5-1号線(正式には、東京都市計画道路事業幹線街路環状第5-1号線)の道路トンネル工事をしている。この工事のため、一時的に都電の線路は東側に寄せられているわけだ。
 ちなみにさらに地下には東京メトロ副都心線も通っている。


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 仮線上の仮設踏切とはいっても、もともとここにあった踏切設備をそのまま移設したため、道路形状の変更にかかわらず、警報灯の向きなどはそのまま残ったわけである。


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 仮設なので、装置は鉄骨の上に載っていることがわかる。 


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 軌道もいかにも仮設といった感じだ。手前の線路間には立ち入り禁止の旨が書かれている。
 こちらは都電雑司ヶ谷(三ノ輪橋)方面。


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 こちらは鬼子母神前(早稲田)方面。ちょうど電車の通過後である。
 踏切は下り坂の途中に設けられており、見ての通り長い坂である。


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 こちら側は至って普通(?)な感じの踏切。クルマがもともと通れる幅だったので、手前の柵で強制的に制限している。


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 正面に立ってみる。もともとあった踏切を想像してみると、どうやら正面の白い家と青いカバーの建築物との間にある道路に通じていたような感じがする。


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 そしてその場所に立ってみた。警報灯の向きからしても、ここが踏切正面に繋がっていたことは間違いなさそうである。道路工事が終わったら再び繋がることになるのだろうか。


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 三ノ輪橋行きがやってきた。上り坂なので吊り掛けモーターが唸る。7000型も減ってきているので、仮線解消後はもうその音は聞けないかもしれない。

新町2号踏切

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 地元の方ならまだしも、これだけの写真でどこの路線かわかる方は凄い。


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 反対側の写真。この写真ならばいくつかヒントが提示されている。

 まず架線の形からして、一般の鉄道線とは違うことがわかるだろう。



 正解は、熊本市電のわずかな専用軌道区間にある踏切である。熊本市電は全線12kmの営業キロのうち、ここ上熊本線の洗馬橋~新町間0.2kmのみが専用軌道となっており、そこに踏切が2か所ある。


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 踏切より洗馬橋(辛島町)方面を望む。奥の洗馬橋電停より先は併用軌道になっていることがわかる。そして電停手前に「新町1号踏切」が見える。


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 こちらは新町(上熊本)方面。すぐ近くにあるのが新町電停。右カーブの先は上熊本まで併用軌道になる。どちらを向いても木製架線柱が続く。


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 踏切道部分は石畳になっている。これは新町1号踏切も同様である。


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 ただし、直線区間にある1号踏切と違って、こちらの2号踏切はカーブ内にあるので、石畳が広めに作られている。設計上、複線形状で作るしかなかったのだろう。


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 遮断機のヒラヒラが三角旗なのは九州の私鉄でよく見られるが、取付間隔は多分一番短い。


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 上熊本線を走るのはB系統となっている。専用軌道といえどカーブが介在しているので、スピードはあまり出さない。

BVE2版阪急各線公開ページ

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◆こちらではBVE2版の阪急各線を公開しております。
◆すべてBVE2のみに対応してます。BVE5には対応していません。変換後の処理も保証できません。
◆データは全てZIP形式となっております。解凍すると「Railway」「Train」のフォルダが出てくるので、BVE2のインストール場所に入れてください(通常Program Files\BVE\の中になります)。
◆ここにあるデータは予告なく公開終了することがあります。公開終了していないのにダウンロードできない場合はお知らせ願います。
◆各ダウンロードボタンに書かれている容量は[圧縮後/圧縮前]の数値です。



イメージ 1

[78.9MB/32.6MB]
<再現時期>
2012年11月下旬
<最終更新日>
2012/12/30
<内容>
特急14015列車(河原町→梅田)のObject・Route・Soundデータ
◆9300系8両編成Trainデータ

[197.0MB/113.0MB]
※京都本線基本データを入れたうえで上書きしてください。
<再現時期>
2012年11月下旬
<最終更新日>
2012/12/30
<内容>
◆下記4ダイヤのObject・Route・Soundデータ
 ・準急12037列車(河原町→梅田)
 ・普通1441列車(高槻市→梅田)
 ・快速特急151列車(河原町→梅田)
 ・快速6111列車(桂→梅田)
◆7300系8両編成(未更新仕様)Trainデータ
◆6300系6両編成(京とれいん仕様)Trainデータ



イメージ 2

[27.8MB/11.6MB]
<再現時期>
2012年11月下旬
<最終更新日>
2012/12/30
<内容>
普通1581列車(嵐山→桂)のObject・Route・Soundデータ
◆6300系4両編成(嵐山線仕様)Trainデータ

[39.4MB/23.1MB]
※京都本線・嵐山線基本データを入れたうえで上書きしてください。
<再現時期>
2012年11月下旬
<最終更新日>
2012/12/30
<内容>
直通特急K175列車(嵐山→十三)のObject・Route・Soundデータ
◆7000系6両編成Trainデータ



イメージ 3

[65.0MB/31.6MB]
<再現時期>
2012年11月下旬
<最終更新日>
2012/12/30
<内容>
普通1155列車(北千里→天神橋筋六丁目)のObject・Route・Soundデータ
◆7300系8両編成(7320Fリニューアル仕様)Trainデータ

[59.5MB/31.9MB]
※京都本線・千里線基本データを入れたうえで上書きしてください。
<再現時期>
2012年11月下旬
<最終更新日>
2012/12/30
<内容>
◆下記2ダイヤのObject・Route・Soundデータ
 ・普通1171列車(北千里→梅田)
 ・普通1023列車(高槻市→天神橋筋六丁目)




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[104.0MB/51.8MB]
<再現時期>
2012年11月下旬
<最終更新日>
2012/12/30
<内容>
◆下記2ダイヤのObject・Route・Soundデータ
 ・特急K1104A列車(新開地→梅田)
 ・普通1026列車(三宮→梅田)
◆7000系8両編成(未更新仕様)Trainデータ



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[54.5MB/27.3MB]
<再現時期>
2012年11月下旬
<最終更新日>
2012/12/30
<内容>
◆下記2ダイヤのObject・Route・Soundデータ
 ・普通1074列車(宝塚→西宮北口)
 ・普通10076列車(西宮北口→今津)
◆6000系6両編成(今津北線仕様)Trainデータ
◆6000系3両編成(今津南線・甲陽線仕様)Trainデータ

[13.8MB/7.8MB]
※神戸本線・今津線基本データを入れたうえで上書きしてください。
<再現時期>
2012年11月下旬
<最終更新日>
2012/12/30
<内容>
準急3772列車(宝塚→梅田)のObject・Route・Soundデータ



イメージ 6

[22.0MB/9.6MB]
<再現時期>
2012年11月下旬
<最終更新日>
2012/12/30
<内容>
普通14057列車(夙川→甲陽園)のObject・Route・Soundデータ
◆6000系3両編成(今津南線・甲陽線仕様)Trainデータ



イメージ 7

[21.7MB/10.6MB]
<再現時期>
2012年11月下旬
<最終更新日>
2012/12/30
<内容>
普通13022列車(伊丹→塚口)のObject・Route・Soundデータ
◆3100系4両編成Trainデータ



イメージ 8

[85.7MB/41.3MB]
<再現時期>
2012年8月下旬
<最終更新日>
2012/11/3
<内容>
◆下記2ダイヤのObject・Route・Soundデータ
 ・急行1200列車(宝塚→梅田)
 ・普通1350列車(雲雀丘花屋敷→梅田)
◆6000系8両編成Trainデータ



イメージ 9

[29.5MB/15.2MB]
<再現時期>
2012年8月下旬
<最終更新日>
2012/11/3
<内容>
普通1168列車(箕面→石橋)のObject・Route・Soundデータ
◆3000系4両編成Trainデータ

[25.1MB/10.6MB]
※宝塚本線・箕面線基本データを入れたうえで上書きしてください。
<再現時期>
2012年8月下旬
<最終更新日>
2012/11/3
<内容>
通勤準急3782列車(箕面→梅田)のObject・Route・Soundデータ



<標識解説>
京都本線・嵐山線・千里線こちら
神戸本線・今津線・甲陽線・伊丹線こちら
宝塚本線・箕面線こちら
  
 <運転解説>
京都本線・嵐山線・千里線こちら
神戸本線・今津線・甲陽線・伊丹線こちら
宝塚本線・箕面線こちら
  
 <運転解説(各列車個別)およびスタフ画像>
京都本線・嵐山線・千里線こちら
神戸本線・今津線・甲陽線・伊丹線こちら
宝塚本線・箕面線こちら
 
 <Q&A>
その1(各路線関連)はこちら。 
その2(ダウンロード関連)はこちら
  
<動作環境>
  以下の環境で正常に動作することを確認しています。
 OS:Windows XP Home Edition SP3
 CPU:Intel(R) Core(TM)2 CPU  6600 @ 2.40GHz (2 CPUs)
 メモリ:2GB
 GPU:NVIDIA Geforce 8600 GT
 
<製作協力>
 【suzukams000様】
車両オブジェクトの原作を製作していただきました。suzukams000様に著作権があります。
 【西国様】 
TrainファイルおよびSoundファイルを製作していただきました。西国様に著作権があります。
【北桜助役様】
製作にあたって適正なアドバイスをいただきました。
【mackoy様】
BVEの基本ストラクチャを参照している箇所があります。
【狩野孝弘様】
カーブストラクチャの製作に「金太郎飴」を使用させていただきました。 
 
皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
 
<お問い合わせ>
  なにかご意見などがあればコメント欄か、メール(l53_fmkr☆yahoo.co.jp(☆を@に変えてください))でお願いします。

BVE2版阪急線の今後について

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 細々と公開しておりました「BVE2版の阪急各線データ」ですが、公開ページを変更しました。理由はGoogleドライブが不安定でリンク切れが起きやすいことと、今後の公開継続状況を勘案した結果です。
 ページや公開方法は変わりましたが、内容は全く変わっていませんので、すでにデータをお持ちの方はダウンロードしていただく必要はありません。
 データは今回より、放送や車両データもまとめたZIP形式で配布しています。少し容量がありますが、ご了承下さい。

 今後のBVE状況ですが、すでにBVE5が主流になっている現在において、拙作のBVE2もダウンロード数が減っており、なおかつ自分のPCでもそろそろサポート自体が難しくなってきたため、この新設ページにまとめたBVE2版の各線データは状況に応じて公開を終了する可能性があります。公開終了は予告なくするため、その際はご了承願います。要は、「日本海」や「きたぐに」が臨時化されていった状況に近いかと…。
 なお、公開が終了したデータについては、原則として再公開は致しません。

 現在BVE5版において、すずはる様をはじめ多くの方にデータを製作・改良いただいております。自分の方も京都本線よりデータのリニューアルに着手しており、現在のデータよりももう少し現況に踏み込んだデータにするべく、調整中です。この5版については、弊ブログでの公開は予定しておりません(近況や裏話などは載せるかもしれません)。
 リニューアル後のデータの2版については、公開しようか考えているところです。リニューアルには多くの「BVE5でしか出来ない要素」が入っているため、公開するにしてもそれらの要素を削った簡易なデータで、L53が製作に携わった部分だけの改良データになると思われます。いずれにしても検討中ですが、現在のような複数のダイヤを公開することはまず無いでしょう。

 また何かありましたらブログにて発表させていただきます。よろしくお願いいたします。

離宮道踏切

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 山陽電鉄月見山~須磨寺間にある踏切。名前の通り須磨離宮公園に続く県道の踏切で、交通量も多い。また、周囲は歩道と車道との間に松が植えられており、完全に仕切られている。

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 そんなわけでこの踏切も車道と歩道とが別々の遮断機になっている。それはいいのだが…。


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 なぜか歩道の遮断機はこんなに斜めになっている。そんなにわざわざ「ハ」の字型にしなくても、歩道に垂直にしても良い気がする。


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 こちらは反対側の様子。遮断機はたくさんあるが、警報機は各1基のみのシンプル構成。


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 こちらも斜めっている。せっかくだし歩道側は全部斜めに配置しちゃおうか、ということなのか?


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 こんな感じ。写真まで斜めってしまった(←関係ない)。
 よく見ると歩道の遮断機はヒラヒラがあるが、車道のそれには無い。


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 須磨寺(山陽姫路)方面を望む。周囲は住宅地を抜けるカーブが多い場所だが、この踏切前後はわずかな直線区間になっている。


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 こちらは月見山(西代)方面。奥で左へカーブすると月見山駅になる。

 ところで、線路左側に通路のようなものがあるのだが、まさか…。


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 あああ!なるほど!!


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 この通路は何軒かの住宅に続くれっきとした「道」であり、ここの住人の方は線路脇から踏切に抜けて出入りするようだ(他にも抜け道はあると思うが探索はしていない)。
 障検の立っている位置もすごい。どこが境界になるんだろうか。


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 通路から踏切を望む。肩身が狭い。


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 これは確かに遮断機が斜めでないと出られない。
 ちなみに通路があるのはここだけで、他の3か所には隠し通路は無い。ただ遮断機が斜めっているだけである。


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 しかし電車通過中にこの通路を通るのは怖い。スピードが出ていないとはいえかなりの迫力である。


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 踏切付近から撮影した普通列車。住宅に挟まれているので順光時間はかなり限定された場所ではある。

BVE近況報告(2016年12月)

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 あっという間に2016年が終わってしまいました。ここ最近の休日はひたすらデータ弄り&取材に没頭しておりまして、お陰様でリニューアルデータも着々と進行しております。取りまとめをしていただいております、すずはる様をはじめ、多くの方に協力いただき、誠にありがとうございます。特にすずはる様には、私の個人的な要望もお応えいただいており、大変感謝しております。

 とりあえず、今年の振り返りというわけではないですが、現在までのBVEのSSを数枚載せます。
 
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 烏丸駅。見た感じ大きな変化はありませんが、細かいところがちらほら変わっています。駅番号とか案内板とか。
 そのほか、大宮では改札が新設されたほか、西院でも改札の新設工事が行われており、地下線でもちょくちょく更新点が出ております。今回のリニューアル版BVEは基本的に2016年3月頃をモチーフにしているため、もうすでに現状と異なるところがあったりしますが(汗)

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 2016年3月に洛西口が上下とも高架化され、遂に完全なる高架駅になりました。旧駅時代・仮駅時代ともBVEで再現したことのある自分にとっては感慨深いものがあります。昔高架駅を勝手に予想して再現してみたのは黒歴史w(ブログにまだ記事が残(ry

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 西山天王山駅は完成して早3年。現在公開中のデータはまだ工事中のため、月日の流れを感じさせます。遅くなってごめんなさい。
 摂津市同様、下り勾配上に駅があるので、停車はちょっと難しいです。大山崎ほどではありませんが。
 駅自体も何回か利用しましたが、それなりに利用客もあるようなので、とりあえずは安心です。長岡天神~高槻市間の棒線駅が増えたのはダイヤ作成者には悩ましいところでしょうが…。

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 淡路駅周辺は現在進行形で工事しています。千里線に至っては仮線があちこちに作られ、現在のデータの面影は無くなっているところもあります。例によってBVEでは3月当時の状態で再現しています。次にもし更新があれば、またどこかの線形が変わっていたりするのか…?

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 元のホームがかなり削られ、ほぼ仮駅になった崇禅寺駅。地下道は廃止されたので、かつての洛西口のように上下線別改札になっています。すぐ横で高架橋脚も見え始めており、高架完成が待ち遠しいところです。

 とりま5枚SSを出しました。京都本線はこんな感じの仕上がりになる予定です。これに加え、すずはる様ほか協力者の方により、対向列車などを設定していただいており、賑やかなデータになりそうです。まだデータは調整中のため、来年以降の公開になるとのことですが、またよろしくお願いいたします。
 なお、何度か予告していますが、弊ブログで公開中のBVE2データについては、突然公開停止になることがあります。特にリニューアルデータとは互換性が無いので、ややこしくなるために公開停止にする可能性が高いです。ご了承願います。



 以下の5枚のSSはまだ私の方で製作途上のデータです。京都線のように高架化工事区間などは無いものの、取材すると色々変わっててびっくりしました。

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それでは、今年はこれくらいで失礼します。よいお年を。

変電所前踏切

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 この踏切は、実はこのブログでも(踏切のカテゴリではないが)何度か登場している。ネタ切れか!というわけじゃないので念のため。
 場所は阪急京都本線の洛西口~東向日間である。

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 久しぶりに踏切に来たら違和感。おや、また警報機の位置が変わっているではないか。それだけなら特にネタではなかったのだが…。


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 あれ、遮断機が。



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 反対側に回ってみるとよくわかった。片遮断から両遮断になったようである。どうやら拡幅するらしい。



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 だが今は踏切幅はそのままなので、左右の遮断機に対してデッドスペースが発生している。



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 ここの部分は近いうちに踏切道も拡幅されるだろうから、今だけの珍風景となりそうだ。




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 こちら側も少し拡幅するようで、新しい柵が出来ている。非常ボタンも移設ではなく撤去&新設のようだ。




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 こうしてみると元の道路幅の1.5倍くらいにはなりそうだ。奥の様子からして、道路も拡幅するっぽい。
 あと、右側の遮断機だけ、明らかに流用されている。唯一の生き証人(?)か。


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 河原町(洛西口)方面。高架化に伴う仮線があった痕跡はほとんど無くなってしまった。




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 梅田(東向日)方面。このブログでは何度も出ている光景である。3D障検の足元にも踏切と同じタイプの囲い柵がある。



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 東方向を望む。こちらの道路はまだ特に手を加えられていない。



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 やたら多い注意書き。この踏切は近くの学校の通学路にもなっているので、拡幅されるものと思われる。交通量からすると、単に歩道を付けるだけかもしれない。



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 踏切から梅田方面へ向かう電車が撮影できたが、現在は架線柱が張り出しているのでこの構図は不可能になった(少し前の写真のため、右に仮線線路がチラッと写っている)。




ここで突然、再掲写真で過去を遡ってみる。


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 2010年7月の同踏切。まだ仮線工事が始まったところで、新しい全方向警報機が右側に準備されているが、元の警報機がまだ残っている。昔からこの幅の片遮断踏切であった。


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 こちらは2010年12月頃の様子。下り線が仮線になって、少し踏切長が長くなったころの写真。東側の従来の警報機は撤去され、全方向が稼働している一方、こちらの西側はそのまま使われている。



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 上下とも仮線になった2013年10月頃。西側警報機もLED化されてしまった。上下線が高架になっても、警報機の入れ替わりはあってもほぼこの状態が長く続いた。

 そして現在…(冒頭に戻る)。

BVE阪急各線 運転解説

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 BVE阪急電鉄線(共通)の運転解説です。すずはる様のブログにも解説がありますが、当ブログでも過去に書いた記事をBVE5向きにアレンジして掲載します。
 同梱のReadMeと合わせてお読みください。

※独自調査に基づく解説ですので、実際と異なる場合があります。

 運転中                                    

◆駅間走行時は、運転台にあるATS表示器の速度、および駅間最高速度を超えないようにしてください。特にノッチオフ時注意。
◆速度制限のないカーブは駅間最高速度以下で通過できます。
◆阪急ではレール間電流の周波数を常時検知する方式のATSのため、制限信号が変化(例:減速→進行)した場合は、即座に加速しても構いません。なお、運転席から実際に信号が見えなくても、ATS表示器が変化すると即座に加速できます。


 駅の停車                                   

 駅停車時は原則として速度照査がかかります。速度照査のかかり方は駅によって異なりますが、基本的に途中駅は①の高速パターン、終着駅は②の低速パターンがかかります。

 さらにざっくり説明すると…
★場内進行の場合…ブレーキの調整で一発停車。停まれそうにない速度の時のみブレーキアシスト。
★場内注意の場合…A標(70km/h)→場内注意(50km/h)→A標(30km/h)→S標(20km/h)→停車

 上記2パターンの基本を覚えておけば、ほとんどの駅で照査にかからない停車が出来ます。
 
 ただし京都本線で公開している旧ダイヤでは、高速パターンが無い時代ですので、また違う停車方法になります(⑤⑥⑦参照)。

【イメージ図の見方】
◆赤い線は常用最大ブレーキがかかる境界線、青い線は運転士による理想ブレーキ曲線です。
◆背景が緑の場所はなにも起きませんが、黄色の場所はブレーキがかかります。
◆ATSの欄はそのときにATS表示器に表示される内容です。
◆信号、標識の欄はその地点に立っている信号や標識です。
◆図は独自調査を元に簡略化して描いています。あくまでも参考に。

①高速パターン設置駅
【該当駅】ほぼすべての駅。
イメージ 1


◆○P標を過ぎるとチャイムが鳴って高速パターン域に入り、ATS表示が赤く点滅します。以降常用最大でも停まれない速度になると、常用最大ブレーキがかかります。
◆高速パターンはホームの先端までに停車できるようにしているため、ホーム中程などに停まる場合、パターンに当てながらの停車だとオーバーラン必至になります。
◆パターンは停車域で微速になると解除されます。また、一部路線ではキャンセルコイルを通過しても自動で解除されます(ATS表示の色が元に戻ります)。

◇神戸線のみ、速度に合わせたブレーキの目印(標識解説)がありますが、他の路線にはありません。
◇副本線がある駅において、副本線に入る場合は③へ。


②終着駅
【該当駅】梅田・西宮北口(今津線)・今津・塚口(伊丹線)・甲陽園・石橋(箕面線)。
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◆各標識にて順に速度照査がかかります。照査内容は各標識の内容に準じます。
◆15km/h以下、停止位置数十m手前になると低速パターン域に入ります。低速パターンは超過して自動ブレーキがかかると、停車するまで解除できません。

◇京都本線の梅田において。2・3号線に進入する場合、場内信号手前の赤○A標において50km/h照査が行われます(画像のピンクと紫の線)。


③高速パターン設置駅(副本線)
【該当駅】副本線がある駅で、副本線に入る場合(一部駅除く)
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◆標識のある位置および制限速度は、上の図の順序とは異なる場合があります。
◆副本線(待避線)に入る場合のみ、700mほど手前にある赤○A標において80km/h照査が行われます。
◆それ以降は信号の制限に従って停車してください。

◇上記は基本形であり、赤○A標が無い駅もあります。信号の表示と標識をよく見て照査に備えてください。
◇正雀と六甲は冒進防止のため、ホームに入るところにあるA標にて、30km/h照査がかかります(そのあとのS標照査はありません)。


④低速パターン設置駅(途中駅)
【該当駅】次の駅に警戒現示で入線した場合…淡路・松尾大社・上桂・神戸三宮・西宮北口・石橋。
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◆赤○A標では何も起きません。
◆高速パターン標識では何も起きません。
◆S標にて20km/h照査がかかったあと、停止位置直前のP標より低速パターンとなります。低速パターンは超過してブレーキがかかると、停車するまで解除できません。

◇上記駅でも場内信号が注意以上の場合は、低速パターンが働かず、高速パターンもしくは階段停車(⑥参照)となります。


⑤速度照査が無い駅
【該当駅】花隈・京都本線旧ダイヤの烏丸。
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◆照査は無いので、停止位置をめがけて普通に停車してください。


⑥信号による階段停車駅
【該当駅】天神橋筋六丁目・高速神戸・京都本線旧ダイヤの停車場各駅。
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◆信号機の指示に従って速度を落とせば問題ありません。

◇さらに下位の「警戒信号」(30km/h照査)がある場合もあります。その場合は停止位置手前のS標照査も発生します(標識解説参照)。

⑦照査による階段停車駅
【該当駅】京都本線旧ダイヤの停留場各駅。
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◆約250m手前にある最初の○A標にて、70km/h照査がかかります。
◆ホーム中程にあるループコイルで、50km/h照査がかかります。
◆停止位置手前で、30km/h照査がかかる駅もあります。

照査配置は駅によってバラつきがありますので、駅によって照査位置をおぼえていただくしかありません。
◇ループコイル部には基本何も標識はありませんが、地下駅のみ○A標が立っています。

BVE阪急各線 標識解説

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 BVE阪急電鉄線(共通)の標識の解説です。当ブログで過去に書いた記事をBVE5向きにアレンジして掲載します。運転解説、および同梱のReadMeと合わせてご覧ください。
 
※独自調査に基づく解説ですので、実際と異なる場合があります。
 
 ATS表示器                                    
 運転台に設置されており、速度照査などを受けると変化します。原則としてここに表示されている速度を1km/hでも超えると、常用最大ブレーキがかかります。
 
<ATS表示器の内容>
F:115km/h(宝塚本線は100km/h)
80:80km/h
70:70km/h(目安速度65km/h)
50:50km/h(目安速度45km/h)
30:30km/h(目安速度25km/h)
20:20km/h(目安速度15km/h)
P:低速パターン

(注1)駅停車時などに表示される「N」は、ATS信号電流が流れていないことを意味します。
(注2)表示の色が赤色に変化すると、高速パターンに入ったことを示します。
 
 信号機                                        
 信号機本体にも制限速度がありますが、それに付随して信号手前の特定の標識で速度照査がかかる場合があります(下の「A標」「S標」参照)。
 
<信号の制限速度>
減速信号:70km/h照査…手前での照査なし
注意信号:50km/h照査…手前のA標で70km/h照査あり
警戒信号:30km/h照査…手前での照査なし

  沿線の標識                                                                    
 一部のみ紹介します。各標識の名称は当データ・ブログ内で使用しているもので、実際とは異なります。
 原則として、京都本線旧ダイヤに関する内容は紹介していません。
 
 ATS照査関係 
 ATS表示が変化する可能性のある標識類で、守らない場合、照査が作動します。
 

【A標】
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◆前方の信号が注意信号のときに70km/h照査がかかります。
◆前方の信号が停止信号(または終点)のときに30km/h照査がかかります。
◆前方の信号が進行減速警戒の場合は何もかかりません。

◇出発信号が停止定位の駅では、信号内方の分岐器が自列車方向に開通している場合のみ、照査はかかりません。つまり、場内注意(50km/h照査)で入駅した場合は照査はかかりません。
京都本線正雀と神戸本線六甲は例外で、冒進防止のために構内のA標にて必ず30km/h照査がかかります。


【S標】
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◆前方の信号が停止信号(または終点)のときに20km/h照査がかかります。
◆前方の信号が進行減速注意警戒の場合は何もかかりません。

◇出発信号が停止定位の駅では、信号内方の分岐器が自列車方向に開通している場合のみ、照査はかかりません。つまり、場内注意(50km/h照査)で入駅した場合は照査はかかりません。


【赤○A標】
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◆特定の条件にて速度照査を与えます。
京都本線南方~十三間、千里線千里山~関大前間、宝塚本線池田~石橋間にあるもの。
 …カーブのための速度照査で、すべての列車に対して70km/h照査をかけます。
宝塚本線曽根~服部間にあるもの。
 …カーブのための速度照査で、すべての列車に対して80km/h照査をかけます。
京都本線長岡天神・高槻市・茨木市・正雀・相川、神戸本線園田、宝塚本線曽根の各駅手前にあるもの。
 …分岐器のための速度照査で、副本線に入線する列車に対して80km/h照査をかけます。
京都本線淡路の手前にあるもの(2箇所)。
 …分岐器のための速度照査で、4号線を通過する列車に対し、それぞれ80km/h照査・50km/h照査をかけます。停車列車には照査はありません。
京都本線梅田の場内信号手前にあるもの。
 …分岐器のための速度照査で、2号線・3号線に入る列車に対して50km/h照査をかけます。
神戸本線六甲・西宮北口の各駅手前にあるもの。
 …分岐器のための速度照査ですが、高速パターンを使用する営業列車に対しては何も起きません。


【HP標】
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◆基本的に駅の600mほど手前に設置されており、通過時にチャイムがなり、これ以後停車まで高速パターン域になります。
 

【赤HP標】
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神戸本線六甲と西宮北口にあるHP標識です。
◆通常のものと同じく、チャイム音が鳴って高速パターン域になります。
 
【LP標】
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◆終点駅や、冒進が許されない途中駅の停止位置手前数十mの位置にあります。
◆この標識を過ぎると低速パターン域になり、パターンを超える速度が出ているとブレーキがかかって停止まで解除できません。

◇この標識は絶対停止区間が控えている場合のみ有効で、標識を通過するまでにA標とS標によって15km/h以下に落とされていることが前提です。


【○A標】
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京都本線旧ダイヤにのみ登場します。
◆停車列車に対し、70km/hないしは50km/h照査をかけます。詳しくは運転解説へ。


【入換信号(進行現示)】
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◆入換運転(25km/h以下)が出来ることを示します。

◇入換運転の仕方は車両データ等の解説を確認してください。
 

【入換15標】
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◆先の入換信号が停止または入換区間終了のとき(=絶対停止区間が前方に控えているとき)、ここで15km/h制限がかかります。

◇S標と共存していることもあり、効用としては一緒です。


【パターン基準】
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神戸本線の高速パターンの駅にある、ホーム先端を基準にしたパターンの動作の参考位置です。
◆手前から順に白:40km/h黄:30km/h赤:20km/h緑:10km/hの照査基準を示します。あくまでも基準です。

◇神戸本線でも一部の駅にはありません。























 
【誘導信号(停止現示)】
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◆他列車の居る閉塞区間に、15km/h以下で入線出来ることを示します。通常は画像のように消灯しており、誘導入換があるときのみ黄色に点灯します。


 ATS関係以外の標識 
 主に停車や制限の標識です。ATS動作とは直接関連がありませんが、運転操作に関わるものがある重要な標識です。
 
【速度制限】
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◆全列車に対して数字の速度制限がかかります。ATS照査はありません。
 

【制限解除】
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◆制限解除標識です。ただし実際の解除位置は、この標識の位置から編成全部が抜けきった地点になります。
 

【分岐器速度制限】
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◆分岐器の分岐側にかかる速度制限を表します。直進側には制限はありません。

◇この標識は全て再現すると膨大な数のため、一部のみ再現しています。
 

【15km/h速度制限】
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◆主に終着駅構内にあります。S標と共存しているので、必ず20km/h照査(15km/h制限)がかかります。


【編成抜け位置】
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◆制限区間から最後尾が脱出した位置にある標識です。
◆逆三角形の中に数字が書いてあり、その数字の両数が制限区間から抜けたことを示します。

◇補助標識として、特定の番線からの抜け位置標識もあり、その場合は標識の下に「○号」と記載されています。


【エアセクション】
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◆き電区間の区分セクションを示し、手前から赤:開始緑:終了黄:解除(複数あり)を示します
◆エアセクション内では停車できません。非常停止があった場合も極力避けて停車しなければなりません。加速・減速はできます。
◆本線では解除の標識は架線柱ごとに10両分が抜けきるまで設置されています(特に等間隔に置いているわけではありません)。
◆本線では8両編成がセクションから抜けた位置に、上記の【編成抜け】標識があります。
 

【停止位置】
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◆停止位置を表します。運転列車の両数が書かれている位置か、もしくは白無地の停止位置に停めます。
千里線天神橋筋六丁目駅と、神戸高速線内は標識が異なります。

◇駅構外にあるものは、本線上折り返し用の停止位置です。 
 

【特殊停止位置】(画像は一例)
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◆特有の列車専用停止位置です。主に乗車位置分散のために設置されています。
①京都線系統
堺準:高槻市にあり、堺筋準急(天下茶屋行き準急)の専用停止位置です。
茨普:茨木市にあり、当駅始発列車の専用停止位置です。
分散:駅での分散留置(夜間滞泊)列車用の停止位置です。
入庫:淡路4号線にあり、当駅で折り返し(逆発車)する列車の専用停止位置です。
②神戸線系統
8:三宮にあり、増結時の専用停止位置です。
通急8:武庫之荘にあり、通勤急行の専用停止位置です。
③宝塚線系統
:豊中にあり、当駅始発列車の専用停止位置です。


【残距離表示】
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◆停止位置表示と同じタイプの標識ですが、こちらは駅に近づくにつれ7→6→5→・・・と減っていきます。これは停止位置までの距離を100m単位で示したものです。
◆駅によっては、一部の標識が存在しない駅もあります。また、1.5のように50m単位の標識がある駅もあります。
◆距離はその駅の一番手前の停止位置から換算した距離です。
◆最初の残距離表示は、上下に赤線の印が入っています。
 

【信号待停止位置】
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◆場内信号のある一部の駅の、場内信号手前に設けられており、信号待ちをする場合に停止する場所を表します。

◇梅田駅の場内信号にはこの標識はありません。
 

【連結車停止位置】
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◆誘導信号手前の停止位置に設けられており、誘導入換する列車が一旦停止する場所を表します。


【推進運転停止位置】
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◆梅田駅・甲陽園駅のホーム端に設けられており、逆行運転時に一旦停止する場所を表します。


【進路予告】
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◆副本線がある駅において、自車の進路を予告するもので、信号機に付属しています。
◆両方点灯していれば本線に、片側のみの点灯ならば点灯している側の副本線に、それぞれ進路が開通しています(行先が3線ある場合は、両方点灯が真ん中を示します)。

◇地下駅では形状が異なります。


【進路表示器】
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◆複数の進路がある駅の場内信号機に付属しており、開通した進路を数字で表示します。

◇ここで表示する数字は「運転番線」であり、駅ホームの乗り場番号とは関連はありません。


 その他の標識 
 データ上、直接運転操作には関係しませんが、実際には乗務員が確認する標識です。
 
【レピーター】
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◆出発信号が開通したことを車掌に知らせる発車合図灯です。信号機と連動しています。

◇運転士は特に確認しません。
 

【時機表示機】
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◆高速パターンのある停車場の本線において、乗務員に出発の時機を知らせるものです。
◆点灯すると発車合図とみなし、車掌がドア閉を行います。

◇レピーターと違い、通過駅の場合は消灯しています。あくまでも「発車の合図」です。
 

【踏切反応灯・障検灯】
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1灯式の白いもの(画像下)は踏切が閉まっていることを示します(実際は点滅していますが、BVEでは点灯しています)。
2灯式の赤いもの(画像上)は、障害物検知装置が作動したときに点灯します(いわゆる特殊信号発光器)。

◇障検が作動した場合、該当踏切を含む閉塞が絶対停止回路になり、それに応じて手前の閉塞の照査状態が決定します。従って該当踏切に近づいているほど、ATSブレーキが長めにかかります。
◇少しだけ作動したのであれば、障検反応が消えた後に加速可能ですが、該当踏切は最徐行で通過します。それでも問題なければ通常運行に戻ってください。
◇障検灯に対して、踏切反応灯はたとえ滅灯していても自動ブレーキはかかりません。


【非常停止ランプ】
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◆駅ホームにある非常ボタンが押された場合に点灯します。

◇作動時の状況は、障検が作動した時と同様になります。


【車両停止標識】(画像は一例)
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◆構内の終端を表し、入換運転などの限界を示すものです。


【列車種別確認ほか】(画像は一例)
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◆一部の駅手前に設けられています。色々バリエーションがあります。

BVE5版阪急京都本線が更新されました

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 すずはる様のブログにて、BVE5版阪急京都本線のリニューアルデータが公開されました。一応、私L53もリニューアルに携わっております。


 このたびはすずはる様をはじめ、多くの方の協力により、データが公開できたことに御礼申し上げます。
 クオリティの高い車両データを製作していただいた皆様、プラグイン製作・車内放送・サウンド素材・ストラクチャ素材提供をしていただいた皆様、そしてデバッグ・テストプレイをしていただいた皆様、誠にありがとうございます。すずはる様も取り纏めとデータの改修、本当にありがとうございます(色々私のワガママも聞いていただいて感謝しております(^^; まだまだ荒削りなデータではありますが、末永くご愛用いただければ幸いです。

 …なんか私が公開したみたいな書き方ですが、今回の大改修の総指揮・取り纏めはすずはる様によるものです。なので私のブログからはリンクのみ貼らせていただきます。何度も書きますが、弊ブログでBVE5版阪急線は取り扱いませんので、ご了承ください。

 さて、今回はおよそ4年ぶりにデータを弄りました。主な更新点はすずはる様のブログにも載っていますが、私が携わった点だけ解説&裏話させていただきます。

<リニューアルデータの更新内容>
◆全面的な線形の見直し。
 …緩和曲線や縦勾配の再現(一部)含む。全部じゃありません。あくまでも雰囲気重視です…。取材は2016年3月頃にしているので、それ以後の線形改良(桂とか)は反映していません。
◆ストラクチャの改修・増加。
 …特にレールストラクチャ周り。建物ストラクチャもちょっと増やしました。標識も増えました(後述)。過去のデータとの違いはレール周りの様子で判別できます。
◆ダイヤの変更。
 …2013年改正の現状データに合わせました。過去のデータと混同を避けるため、ダイヤ自体も刷新しています。

 以上が主な更新点です。過去のデータと互換性はほぼ無いので、データの混在は避けた方が良いと思われます(一応上書きはされないようにフォルダ構成をしていただいていますが、比較されると恥ずいので…;;)。

 今回の更新に伴いまして、弊ブログにおいて公開していた「運転解説」「標識解説」もリニューアルしました。既に何度か運転されている方には不要かと思いますが、一応お知らせしておきます。

<再現ダイヤ>
特急12011列車
 昼間時の特急。過去の特急14015の後継です。日中の特急ダイヤで、特に注意するところはありません。9300系充当。

準急6031列車
 平日早朝にある、9300系使用の準急です。かつては快速を公開していましたが、洛西口と西山天王山に停車できるよう、準急を製作しました。途中の待避はありませんが、結構長時間運転です。準急ながら高槻市・茨木市・正雀の3駅で普通車を追い抜き、さらに淡路で相川始発の天下茶屋行きに追いついて連絡します。

快速急行6005列車
 休日早朝の快速急行のうち、数少ない9300系非充当のスジです。また休日ダイヤはワンハンドル車専属運用も特にないことから、ツーハンドルの5300系も運用に入ります。このダイヤは過去にBVE2で同じ列番を公開していましたが、ダイヤ改正により淡路の入線ホームが変わっております。淡路では北千里発天下茶屋行き普通に追い抜かれます(←語弊がある?)。

普通1345列車
 昼間時の梅高普通です。BVE2で公開していた同系統の普通と同じです。正雀で特急・準急の通過待ちがあります。高槻市の留置線から出発する際は入換運転の操作が必要になりますので、ご注意ください。

特急121列車
 1993年頃の京阪間ノンストップ特急のダイヤを基本に、すれ違い列車は1970年代、沿線風景は1999年頃…と色々バラバラなので架空データのようなものです(特に沿線の雰囲気はかなり適当なものと思ってください。当時無い建物が色々ありますので…)。
 ダイヤ的には6300系のダイヤですが、2800系でも完走できます。基本的に高槻市を境にダイヤの余裕がガラッと変わりますので、常に最高速で走っていると早着します。駅停車の高速パターンは無く、階段照査での停車になりますが、注意するのは大宮くらい(コツとして、ホームに入るまでに45km/h以下に減速すること)。大宮からは約32分間ノンストップです。
 
 以上、停車パターンの異なる5つのダイヤを作りました。今後、ダイヤは増えたりする可能性はありますが、現在はこの5つだけです。新しい洛西口と西山天王山に停車できるのは今のところ②のみです。

<今後の計画>
 今回の京都本線をベースに、すずはる様のブログにて現在公開している他3線を優先的にリニューアルする計画です。その際はダイヤも刷新します。それらが終わってから、まだ5化していない路線も順次更新していけたらと思います。また京都本線についても、今後天候の変化などの追加要素を充実させる計画です。
 今後もすずはる様をはじめ、多くの方に協力いただくことになります。私もできる限り、皆様に楽しんでいただけるようなデータ作成に微力ながら協力していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。



以下、裏話です。一通り運転してから読んだほうがいいかも…。

◆まず、データの製作が滞っていたことをお詫びいたします。更新のタイミングがなかなか見いだせないまま、西山天王山駅開業から3年も経ってしまいました。
 洛西口が上下とも高架化した2016年3月にようやく取材に行くことができ、改修に移ることができました。正直なところ、上り線だけ高架だとデータが作りにくかったのも滞っていた理由です。

◆今回取り付けた新標識として「エアセクション」があります。設備そのものの説明は他を見ていただくとして、エアセクションの区間は停車禁止になっていますので、もし付近で停車する用があれば、この区間を避けてください。
 また、特急121列車はデータ再現時期が古く、エアセクションは存在していますが標識がありません。当時の運転士は(今もそうでしょうが)標識が無くてもどこがエアセクションか判別できたので、これで問題なかったのでしょう。拙作のデータではエアセクションもエアジョイントも標識の有無でしか違いが無いので、現ダイヤのデータでエアセクションの位置を覚えてから特急121列車をやるのが良いかと思います。

◆エアセクションもそうですが、架線自体をシンプル・コンパウンドの区別を付けるようにしました。しかしあまり深く追求するとどこまでも行ってしまいそうなので、それ以外の色々な架線描写は止めました。これも雰囲気だけで製作している結果です…。

◆一部ポイントを動くようにしてみました。これは自分がポイントの開通方向をストラクチャ改修で再現した際にどうしてもやりたかった要素であります。ちなみに他列車構文で動かしています。そのほかの他列車構文を使った描写はすずはる様によるものです。

◆沿線風景の改修については、以前はBVE2の変換だったために、16:9のフルスクリーンだと左右に抜けがある場面が多かったので、それらを埋め合わせるための改修が主なものです。まぁ、あくまでも雰囲気重視ですので「あの建物が無い」とかあまり細かいツッコミは勘弁を…。
 重くなった点についてはごめんなさい。一応、すずはる様の方で軽量化をしていただいています(元データはもっと重いです)。推奨描写距離は特に指定しませんが、一番重いのは十三~梅田間なので、ここがスムーズに動ける描写距離に設定するのが望ましいと思います。

◆他列車ストラクチャもバラエティーが増えました。クオリティが高いものが多いのでついつい目が行ってしまいます(←脇見運転)。
 すずはる様の方で色々ランダム要素を仕込んでいるようなので、その違いも楽しんでいただければと思います。そしてストラクチャを製作していただいた作者の皆様、本当にありがとうございます。

◆弊ブログのBVE2版データですが、今回阪急京都本線がリニューアル公開されたため、BVE2版の京都本線は近日中に公開停止いたします。今後BVE2版を公開するかは未確定です(公開したところで、そこまで需要が無い気がします…)。
 そのほかのデータは公開を継続していますが、京都本線に直通するダイヤは合わせて公開停止となります。合わせてご了承願います。

薬師踏切

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 福井県のえちぜん鉄道勝山永平寺線松岡~志比堺間にある踏切。国道416号線の脇にあり、松岡薬師3丁目地区からの出入り口にあたる踏切であるが、車両通行止めである。しかし同地区と国道との車の行き来は、西側の線路横断を介さない所で行っているので、特段問題なさそう。


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 車両通行止めなのにこの踏切幅である。前回の変電所前踏切は拡幅のために両遮断化している真っ最中だったが、こちらは既に拡幅して準備万端なのに車止めがなされている。いずれここからも出入りできるようになるのだろうか。


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 幅はどうみても車が通れるくらいはある。国道へ左折できるようなナナメの角取りもなされている。


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 勝山(志比堺)方面。よく見ると障検まで準備されている。


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 福井(松岡)方面。国道はすぐ先で鉄道線を乗り越え、以後福井市内まで線路南側を走る。


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 反対側の様子。縁石もあるし、歩道に柵がされているので、どうみても進入不可能。
 ちなみに自転車の場合、車道走行なので、縁石を乗り越さないと渡れない。また「車両通行止め」の道路標識が踏切についているので、どちらにしろ自転車に乗ったまま渡ることは違反になる。「幅の広い歩行者専用の踏切」ということである。

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 踏切周辺を走る勝山行き。運転間隔は日中30分毎で、休日は単行だとやや混み程度の乗客数だった。

湘南海岸公園6号踏切

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 江ノ電の江ノ島駅前にある踏切。手前と奥の道とで道幅が違うのは、手前側の道が一方通行(昼間時)だから。


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 反対側より。江ノ島駅はすぐ横にある。
 左側の警報機は架線柱に寄生している。


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 スピーカーの取付などもわざわざアームを伸ばして付けられている。周囲が結構せせこましいので、こうするのがベストだったのであろう。


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 踏切から江ノ島駅構内を望む。歩行者が渡っているのは駅の構内踏切である。


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 また、この踏切は分岐器の上に設けられている。このあたりのレイアウトからも、住宅密集地であることがうかがえる。



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 反対側を向くと脇道がある。この脇道は意外と気づきにくい。



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 脇道側から。三差路踏切なので遮断機は素直に3つある。



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 一方通行がある時間帯、北側から来た車はこの脇道にエスケープしなければならない(写真の車は逆方向。右折は一方通行になるので左折するしかない)。脇道は一方通行ではないものの、狭いことには変わらない。


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 電車が通過。見ての通り、踏切が閉まると駅方向へも行けなくなるので要注意。

BVE2版阪急線の今後について

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 細々と公開しておりました「BVE2版の阪急各線データ」ですが、公開ページを変更しました。理由はGoogleドライブが不安定でリンク切れが起きやすいことと、今後の公開継続状況を勘案した結果です。
 ページや公開方法は変わりましたが、内容は全く変わっていませんので、すでにデータをお持ちの方はダウンロードしていただく必要はありません。
 データは今回より、放送や車両データもまとめたZIP形式で配布しています。少し容量がありますが、ご了承下さい。

 今後のBVE状況ですが、すでにBVE5が主流になっている現在において、拙作のBVE2もダウンロード数が減っており、なおかつ自分のPCでもそろそろサポート自体が難しくなってきたため、この新設ページにまとめたBVE2版の各線データは状況に応じて公開を終了する可能性があります。公開終了は予告なくするため、その際はご了承願います。要は、「日本海」や「きたぐに」が臨時化されていった状況に近いかと…。
 なお、公開が終了したデータについては、原則として再公開は致しません。

 現在BVE5版において、すずはる様をはじめ多くの方にデータを製作・改良いただいております。自分の方も京都本線よりデータのリニューアルに着手しており、現在のデータよりももう少し現況に踏み込んだデータにするべく、調整中です。この5版については、弊ブログでの公開は予定しておりません(近況や裏話などは載せるかもしれません)。
 リニューアル後のデータの2版については、公開しようか考えているところです。リニューアルには多くの「BVE5でしか出来ない要素」が入っているため、公開するにしてもそれらの要素を削った簡易なデータで、L53が製作に携わった部分だけの改良データになると思われます。いずれにしても検討中ですが、現在のような複数のダイヤを公開することはまず無いでしょう。

 また何かありましたらブログにて発表させていただきます。よろしくお願いいたします。

離宮道踏切

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 山陽電鉄月見山~須磨寺間にある踏切。名前の通り須磨離宮公園に続く県道の踏切で、交通量も多い。また、周囲は歩道と車道との間に松が植えられており、完全に仕切られている。

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 そんなわけでこの踏切も車道と歩道とが別々の遮断機になっている。それはいいのだが…。


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 なぜか歩道の遮断機はこんなに斜めになっている。そんなにわざわざ「ハ」の字型にしなくても、歩道に垂直にしても良い気がする。


イメージ 4

 こちらは反対側の様子。遮断機はたくさんあるが、警報機は各1基のみのシンプル構成。


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 こちらも斜めっている。せっかくだし歩道側は全部斜めに配置しちゃおうか、ということなのか?


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 こんな感じ。写真まで斜めってしまった(←関係ない)。
 よく見ると歩道の遮断機はヒラヒラがあるが、車道のそれには無い。


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 須磨寺(山陽姫路)方面を望む。周囲は住宅地を抜けるカーブが多い場所だが、この踏切前後はわずかな直線区間になっている。


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 こちらは月見山(西代)方面。奥で左へカーブすると月見山駅になる。

 ところで、線路左側に通路のようなものがあるのだが、まさか…。


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 あああ!なるほど!!


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 この通路は何軒かの住宅に続くれっきとした「道」であり、ここの住人の方は線路脇から踏切に抜けて出入りするようだ(他にも抜け道はあると思うが探索はしていない)。
 障検の立っている位置もすごい。どこが境界になるんだろうか。


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 通路から踏切を望む。肩身が狭い。


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 これは確かに遮断機が斜めでないと出られない。
 ちなみに通路があるのはここだけで、他の3か所には隠し通路は無い。ただ遮断機が斜めっているだけである。


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 しかし電車通過中にこの通路を通るのは怖い。スピードが出ていないとはいえかなりの迫力である。


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 踏切付近から撮影した普通列車。住宅に挟まれているので順光時間はかなり限定された場所ではある。

BVE近況報告(2016年12月)

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 あっという間に2016年が終わってしまいました。ここ最近の休日はひたすらデータ弄り&取材に没頭しておりまして、お陰様でリニューアルデータも着々と進行しております。取りまとめをしていただいております、すずはる様をはじめ、多くの方に協力いただき、誠にありがとうございます。特にすずはる様には、私の個人的な要望もお応えいただいており、大変感謝しております。

 とりあえず、今年の振り返りというわけではないですが、現在までのBVEのSSを数枚載せます。
 
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 烏丸駅。見た感じ大きな変化はありませんが、細かいところがちらほら変わっています。駅番号とか案内板とか。
 そのほか、大宮では改札が新設されたほか、西院でも改札の新設工事が行われており、地下線でもちょくちょく更新点が出ております。今回のリニューアル版BVEは基本的に2016年3月頃をモチーフにしているため、もうすでに現状と異なるところがあったりしますが(汗)

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 2016年3月に洛西口が上下とも高架化され、遂に完全なる高架駅になりました。旧駅時代・仮駅時代ともBVEで再現したことのある自分にとっては感慨深いものがあります。昔高架駅を勝手に予想して再現してみたのは黒歴史w(ブログにまだ記事が残(ry

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 西山天王山駅は完成して早3年。現在公開中のデータはまだ工事中のため、月日の流れを感じさせます。遅くなってごめんなさい。
 摂津市同様、下り勾配上に駅があるので、停車はちょっと難しいです。大山崎ほどではありませんが。
 駅自体も何回か利用しましたが、それなりに利用客もあるようなので、とりあえずは安心です。長岡天神~高槻市間の棒線駅が増えたのはダイヤ作成者には悩ましいところでしょうが…。

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 淡路駅周辺は現在進行形で工事しています。千里線に至っては仮線があちこちに作られ、現在のデータの面影は無くなっているところもあります。例によってBVEでは3月当時の状態で再現しています。次にもし更新があれば、またどこかの線形が変わっていたりするのか…?

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 元のホームがかなり削られ、ほぼ仮駅になった崇禅寺駅。地下道は廃止されたので、かつての洛西口のように上下線別改札になっています。すぐ横で高架橋脚も見え始めており、高架完成が待ち遠しいところです。

 とりま5枚SSを出しました。京都本線はこんな感じの仕上がりになる予定です。これに加え、すずはる様ほか協力者の方により、対向列車などを設定していただいており、賑やかなデータになりそうです。まだデータは調整中のため、来年以降の公開になるとのことですが、またよろしくお願いいたします。
 なお、何度か予告していますが、弊ブログで公開中のBVE2データについては、突然公開停止になることがあります。特にリニューアルデータとは互換性が無いので、ややこしくなるために公開停止にする可能性が高いです。ご了承願います。



 以下の5枚のSSはまだ私の方で製作途上のデータです。京都線のように高架化工事区間などは無いものの、取材すると色々変わっててびっくりしました。

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それでは、今年はこれくらいで失礼します。よいお年を。

変電所前踏切

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 この踏切は、実はこのブログでも(踏切のカテゴリではないが)何度か登場している。ネタ切れか!というわけじゃないので念のため。
 場所は阪急京都本線の洛西口~東向日間である。

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 久しぶりに踏切に来たら違和感。おや、また警報機の位置が変わっているではないか。それだけなら特にネタではなかったのだが…。


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 あれ、遮断機が。



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 反対側に回ってみるとよくわかった。片遮断から両遮断になったようである。どうやら拡幅するらしい。



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 だが今は踏切幅はそのままなので、左右の遮断機に対してデッドスペースが発生している。



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 ここの部分は近いうちに踏切道も拡幅されるだろうから、今だけの珍風景となりそうだ。




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 こちら側も少し拡幅するようで、新しい柵が出来ている。非常ボタンも移設ではなく撤去&新設のようだ。




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 こうしてみると元の道路幅の1.5倍くらいにはなりそうだ。奥の様子からして、道路も拡幅するっぽい。
 あと、右側の遮断機だけ、明らかに流用されている。唯一の生き証人(?)か。


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 河原町(洛西口)方面。高架化に伴う仮線があった痕跡はほとんど無くなってしまった。




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 梅田(東向日)方面。このブログでは何度も出ている光景である。3D障検の足元にも踏切と同じタイプの囲い柵がある。



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 東方向を望む。こちらの道路はまだ特に手を加えられていない。



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 やたら多い注意書き。この踏切は近くの学校の通学路にもなっているので、拡幅されるものと思われる。交通量からすると、単に歩道を付けるだけかもしれない。



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 踏切から梅田方面へ向かう電車が撮影できたが、現在は架線柱が張り出しているのでこの構図は不可能になった(少し前の写真のため、右に仮線線路がチラッと写っている)。




ここで突然、再掲写真で過去を遡ってみる。


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 2010年7月の同踏切。まだ仮線工事が始まったところで、新しい全方向警報機が右側に準備されているが、元の警報機がまだ残っている。昔からこの幅の片遮断踏切であった。


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 こちらは2010年12月頃の様子。下り線が仮線になって、少し踏切長が長くなったころの写真。東側の従来の警報機は撤去され、全方向が稼働している一方、こちらの西側はそのまま使われている。



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 上下とも仮線になった2013年10月頃。西側警報機もLED化されてしまった。上下線が高架になっても、警報機の入れ替わりはあってもほぼこの状態が長く続いた。

 そして現在…(冒頭に戻る)。

BVE阪急各線 運転解説

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 BVE阪急電鉄線(共通)の運転解説です。すずはる様のブログにも解説がありますが、当ブログでも過去に書いた記事をBVE5向きにアレンジして掲載します。
 同梱のReadMeと合わせてお読みください。

※独自調査に基づく解説ですので、実際と異なる場合があります。

 運転中                                    

◆駅間走行時は、運転台にあるATS表示器の速度、および駅間最高速度を超えないようにしてください。特にノッチオフ時注意。
◆速度制限のないカーブは駅間最高速度以下で通過できます。
◆阪急ではレール間電流の周波数を常時検知する方式のATSのため、制限信号が変化(例:減速→進行)した場合は、即座に加速しても構いません。なお、運転席から実際に信号が見えなくても、ATS表示器が変化すると即座に加速できます。


 駅の停車                                   

 駅停車時は原則として速度照査がかかります。速度照査のかかり方は駅によって異なりますが、基本的に途中駅は①の高速パターン、終着駅は②の低速パターンがかかります。

 さらにざっくり説明すると…
★場内進行の場合…ブレーキの調整で一発停車。停まれそうにない速度の時のみブレーキアシスト。
★場内注意の場合…A標(70km/h)→場内注意(50km/h)→A標(30km/h)→S標(20km/h)→停車

 上記2パターンの基本を覚えておけば、ほとんどの駅で照査にかからない停車が出来ます。
 
 ただし京都本線で公開している旧ダイヤでは、高速パターンが無い時代ですので、また違う停車方法になります(⑤⑥⑦参照)。

【イメージ図の見方】
◆赤い線は常用最大ブレーキがかかる境界線、青い線は運転士による理想ブレーキ曲線です。
◆背景が緑の場所はなにも起きませんが、黄色の場所はブレーキがかかります。
◆ATSの欄はそのときにATS表示器に表示される内容です。
◆信号、標識の欄はその地点に立っている信号や標識です。
◆図は独自調査を元に簡略化して描いています。あくまでも参考に。

①高速パターン設置駅
【該当駅】ほぼすべての駅。
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◆○P標を過ぎるとチャイムが鳴って高速パターン域に入り、ATS表示が赤く点滅します。以降常用最大でも停まれない速度になると、常用最大ブレーキがかかります。
◆高速パターンはホームの先端までに停車できるようにしているため、ホーム中程などに停まる場合、パターンに当てながらの停車だとオーバーラン必至になります。
◆パターンは停車域で微速になると解除されます。また、一部路線ではキャンセルコイルを通過しても自動で解除されます(ATS表示の色が元に戻ります)。

◇神戸線のみ、速度に合わせたブレーキの目印(標識解説)がありますが、他の路線にはありません。
◇副本線がある駅において、副本線に入る場合は③へ。


②終着駅
【該当駅】梅田・西宮北口(今津線)・今津・塚口(伊丹線)・甲陽園・石橋(箕面線)。
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◆各標識にて順に速度照査がかかります。照査内容は各標識の内容に準じます。
◆15km/h以下、停止位置数十m手前になると低速パターン域に入ります。低速パターンは超過して自動ブレーキがかかると、停車するまで解除できません。

◇京都本線の梅田において。2・3号線に進入する場合、場内信号手前の赤○A標において50km/h照査が行われます(画像のピンクと紫の線)。


③高速パターン設置駅(副本線)
【該当駅】副本線がある駅で、副本線に入る場合(一部駅除く)
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◆標識のある位置および制限速度は、上の図の順序とは異なる場合があります。
◆副本線(待避線)に入る場合のみ、700mほど手前にある赤○A標において80km/h照査が行われます。
◆それ以降は信号の制限に従って停車してください。

◇上記は基本形であり、赤○A標が無い駅もあります。信号の表示と標識をよく見て照査に備えてください。
◇正雀と六甲は冒進防止のため、ホームに入るところにあるA標にて、30km/h照査がかかります(そのあとのS標照査はありません)。


④低速パターン設置駅(途中駅)
【該当駅】次の駅に警戒現示で入線した場合…淡路・松尾大社・上桂・神戸三宮・西宮北口・石橋。
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◆赤○A標では何も起きません。
◆高速パターン標識では何も起きません。
◆S標にて20km/h照査がかかったあと、停止位置直前のP標より低速パターンとなります。低速パターンは超過してブレーキがかかると、停車するまで解除できません。

◇上記駅でも場内信号が注意以上の場合は、低速パターンが働かず、高速パターンもしくは階段停車(⑥参照)となります。


⑤速度照査が無い駅
【該当駅】花隈・京都本線旧ダイヤの烏丸。
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◆照査は無いので、停止位置をめがけて普通に停車してください。


⑥信号による階段停車駅
【該当駅】天神橋筋六丁目・高速神戸・京都本線旧ダイヤの停車場各駅。
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◆信号機の指示に従って速度を落とせば問題ありません。

◇さらに下位の「警戒信号」(30km/h照査)がある場合もあります。その場合は停止位置手前のS標照査も発生します(標識解説参照)。

⑦照査による階段停車駅
【該当駅】京都本線旧ダイヤの停留場各駅。
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◆約250m手前にある最初の○A標にて、70km/h照査がかかります。
◆ホーム中程にあるループコイルで、50km/h照査がかかります。
◆停止位置手前で、30km/h照査がかかる駅もあります。

照査配置は駅によってバラつきがありますので、駅によって照査位置をおぼえていただくしかありません。
◇ループコイル部には基本何も標識はありませんが、地下駅のみ○A標が立っています。

BVE阪急各線 標識解説

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 BVE阪急電鉄線(共通)の標識の解説です。当ブログで過去に書いた記事をBVE5向きにアレンジして掲載します。運転解説、および同梱のReadMeと合わせてご覧ください。
 
※独自調査に基づく解説ですので、実際と異なる場合があります。
 
 ATS表示器                                    
 運転台に設置されており、速度照査などを受けると変化します。原則としてここに表示されている速度を1km/hでも超えると、常用最大ブレーキがかかります。
 
<ATS表示器の内容>
F:115km/h(宝塚本線は100km/h)
80:80km/h
70:70km/h(目安速度65km/h)
50:50km/h(目安速度45km/h)
30:30km/h(目安速度25km/h)
20:20km/h(目安速度15km/h)
P:低速パターン

(注1)駅停車時などに表示される「N」は、ATS信号電流が流れていないことを意味します。
(注2)表示の色が赤色に変化すると、高速パターンに入ったことを示します。
 
 信号機                                        
 信号機本体にも制限速度がありますが、それに付随して信号手前の特定の標識で速度照査がかかる場合があります(下の「A標」「S標」参照)。
 
<信号の制限速度>
減速信号:70km/h照査…手前での照査なし
注意信号:50km/h照査…手前のA標で70km/h照査あり
警戒信号:30km/h照査…手前での照査なし

  沿線の標識                                                                    
 一部のみ紹介します。各標識の名称は当データ・ブログ内で使用しているもので、実際とは異なります。
 原則として、京都本線旧ダイヤに関する内容は紹介していません。
 
 ATS照査関係 
 ATS表示が変化する可能性のある標識類で、守らない場合、照査が作動します。
 

【A標】
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◆前方の信号が注意信号のときに70km/h照査がかかります。
◆前方の信号が停止信号(または終点)のときに30km/h照査がかかります。
◆前方の信号が進行減速警戒の場合は何もかかりません。

◇出発信号が停止定位の駅では、信号内方の分岐器が自列車方向に開通している場合のみ、照査はかかりません。つまり、場内注意(50km/h照査)で入駅した場合は照査はかかりません。
京都本線正雀と神戸本線六甲は例外で、冒進防止のために構内のA標にて必ず30km/h照査がかかります。


【S標】
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◆前方の信号が停止信号(または終点)のときに20km/h照査がかかります。
◆前方の信号が進行減速注意警戒の場合は何もかかりません。

◇出発信号が停止定位の駅では、信号内方の分岐器が自列車方向に開通している場合のみ、照査はかかりません。つまり、場内注意(50km/h照査)で入駅した場合は照査はかかりません。


【赤○A標】
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◆特定の条件にて速度照査を与えます。
京都本線南方~十三間、千里線千里山~関大前間、宝塚本線池田~石橋間にあるもの。
 …カーブのための速度照査で、すべての列車に対して70km/h照査をかけます。
宝塚本線曽根~服部間にあるもの。
 …カーブのための速度照査で、すべての列車に対して80km/h照査をかけます。
京都本線長岡天神・高槻市・茨木市・正雀・相川、神戸本線園田、宝塚本線曽根の各駅手前にあるもの。
 …分岐器のための速度照査で、副本線に入線する列車に対して80km/h照査をかけます。
京都本線淡路の手前にあるもの(2箇所)。
 …分岐器のための速度照査で、4号線を通過する列車に対し、それぞれ80km/h照査・50km/h照査をかけます。停車列車には照査はありません。
京都本線梅田の場内信号手前にあるもの。
 …分岐器のための速度照査で、2号線・3号線に入る列車に対して50km/h照査をかけます。
神戸本線六甲・西宮北口の各駅手前にあるもの。
 …分岐器のための速度照査ですが、高速パターンを使用する営業列車に対しては何も起きません。


【HP標】
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◆基本的に駅の600mほど手前に設置されており、通過時にチャイムがなり、これ以後停車まで高速パターン域になります。
 

【赤HP標】
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神戸本線六甲と西宮北口にあるHP標識です。
◆通常のものと同じく、チャイム音が鳴って高速パターン域になります。
 
【LP標】
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◆終点駅や、冒進が許されない途中駅の停止位置手前数十mの位置にあります。
◆この標識を過ぎると低速パターン域になり、パターンを超える速度が出ているとブレーキがかかって停止まで解除できません。

◇この標識は絶対停止区間が控えている場合のみ有効で、標識を通過するまでにA標とS標によって15km/h以下に落とされていることが前提です。


【○A標】
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京都本線旧ダイヤにのみ登場します。
◆停車列車に対し、70km/hないしは50km/h照査をかけます。詳しくは運転解説へ。


【入換信号(進行現示)】
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◆入換運転(25km/h以下)が出来ることを示します。

◇入換運転の仕方は車両データ等の解説を確認してください。
 

【入換15標】
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◆先の入換信号が停止または入換区間終了のとき(=絶対停止区間が前方に控えているとき)、ここで15km/h制限がかかります。

◇S標と共存していることもあり、効用としては一緒です。


【パターン基準】
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神戸本線の高速パターンの駅にある、ホーム先端を基準にしたパターンの動作の参考位置です。
◆手前から順に白:40km/h黄:30km/h赤:20km/h緑:10km/hの照査基準を示します。あくまでも基準です。

◇神戸本線でも一部の駅にはありません。























 
【誘導信号(停止現示)】
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◆他列車の居る閉塞区間に、15km/h以下で入線出来ることを示します。通常は画像のように消灯しており、誘導入換があるときのみ黄色に点灯します。


 ATS関係以外の標識 
 主に停車や制限の標識です。ATS動作とは直接関連がありませんが、運転操作に関わるものがある重要な標識です。
 
【速度制限】
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◆全列車に対して数字の速度制限がかかります。ATS照査はありません。
 

【制限解除】
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◆制限解除標識です。ただし実際の解除位置は、この標識の位置から編成全部が抜けきった地点になります。
 

【分岐器速度制限】
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◆分岐器の分岐側にかかる速度制限を表します。直進側には制限はありません。

◇この標識は全て再現すると膨大な数のため、一部のみ再現しています。
 

【15km/h速度制限】
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◆主に終着駅構内にあります。S標と共存しているので、必ず20km/h照査(15km/h制限)がかかります。


【編成抜け位置】
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◆制限区間から最後尾が脱出した位置にある標識です。
◆逆三角形の中に数字が書いてあり、その数字の両数が制限区間から抜けたことを示します。

◇補助標識として、特定の番線からの抜け位置標識もあり、その場合は標識の下に「○号」と記載されています。


【エアセクション】
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◆き電区間の区分セクションを示し、手前から赤:開始緑:終了黄:解除(複数あり)を示します
◆エアセクション内では停車できません。非常停止があった場合も極力避けて停車しなければなりません。加速・減速はできます。
◆本線では解除の標識は架線柱ごとに10両分が抜けきるまで設置されています(特に等間隔に置いているわけではありません)。
◆本線では8両編成がセクションから抜けた位置に、上記の【編成抜け】標識があります。
 

【停止位置】
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◆停止位置を表します。運転列車の両数が書かれている位置か、もしくは白無地の停止位置に停めます。
千里線天神橋筋六丁目駅と、神戸高速線内は標識が異なります。

◇駅構外にあるものは、本線上折り返し用の停止位置です。 
 

【特殊停止位置】(画像は一例)
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◆特有の列車専用停止位置です。主に乗車位置分散のために設置されています。
①京都線系統
堺準:高槻市にあり、堺筋準急(天下茶屋行き準急)の専用停止位置です。
茨普:茨木市にあり、当駅始発列車の専用停止位置です。
分散:駅での分散留置(夜間滞泊)列車用の停止位置です。
入庫:淡路4号線にあり、当駅で折り返し(逆発車)する列車の専用停止位置です。
②神戸線系統
8:三宮にあり、増結時の専用停止位置です。
通急8:武庫之荘にあり、通勤急行の専用停止位置です。
③宝塚線系統
:豊中にあり、当駅始発列車の専用停止位置です。


【残距離表示】
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◆停止位置表示と同じタイプの標識ですが、こちらは駅に近づくにつれ7→6→5→・・・と減っていきます。これは停止位置までの距離を100m単位で示したものです。
◆駅によっては、一部の標識が存在しない駅もあります。また、1.5のように50m単位の標識がある駅もあります。
◆距離はその駅の一番手前の停止位置から換算した距離です。
◆最初の残距離表示は、上下に赤線の印が入っています。
 

【信号待停止位置】
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◆場内信号のある一部の駅の、場内信号手前に設けられており、信号待ちをする場合に停止する場所を表します。

◇梅田駅の場内信号にはこの標識はありません。
 

【連結車停止位置】
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◆誘導信号手前の停止位置に設けられており、誘導入換する列車が一旦停止する場所を表します。


【推進運転停止位置】
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◆梅田駅・甲陽園駅のホーム端に設けられており、逆行運転時に一旦停止する場所を表します。


【進路予告】
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◆副本線がある駅において、自車の進路を予告するもので、信号機に付属しています。
◆両方点灯していれば本線に、片側のみの点灯ならば点灯している側の副本線に、それぞれ進路が開通しています(行先が3線ある場合は、両方点灯が真ん中を示します)。

◇地下駅では形状が異なります。


【進路表示器】
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◆複数の進路がある駅の場内信号機に付属しており、開通した進路を数字で表示します。

◇ここで表示する数字は「運転番線」であり、駅ホームの乗り場番号とは関連はありません。


 その他の標識 
 データ上、直接運転操作には関係しませんが、実際には乗務員が確認する標識です。
 
【レピーター】
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◆出発信号が開通したことを車掌に知らせる発車合図灯です。信号機と連動しています。

◇運転士は特に確認しません。
 

【時機表示機】
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◆高速パターンのある停車場の本線において、乗務員に出発の時機を知らせるものです。
◆点灯すると発車合図とみなし、車掌がドア閉を行います。

◇レピーターと違い、通過駅の場合は消灯しています。あくまでも「発車の合図」です。
 

【踏切反応灯・障検灯】
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1灯式の白いもの(画像下)は踏切が閉まっていることを示します(実際は点滅していますが、BVEでは点灯しています)。
2灯式の赤いもの(画像上)は、障害物検知装置が作動したときに点灯します(いわゆる特殊信号発光器)。

◇障検が作動した場合、該当踏切を含む閉塞が絶対停止回路になり、それに応じて手前の閉塞の照査状態が決定します。従って該当踏切に近づいているほど、ATSブレーキが長めにかかります。
◇少しだけ作動したのであれば、障検反応が消えた後に加速可能ですが、該当踏切は最徐行で通過します。それでも問題なければ通常運行に戻ってください。
◇障検灯に対して、踏切反応灯はたとえ滅灯していても自動ブレーキはかかりません。


【非常停止ランプ】
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◆駅ホームにある非常ボタンが押された場合に点灯します。

◇作動時の状況は、障検が作動した時と同様になります。


【車両停止標識】(画像は一例)
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◆構内の終端を表し、入換運転などの限界を示すものです。


【列車種別確認ほか】(画像は一例)
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◆一部の駅手前に設けられています。色々バリエーションがあります。

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