踏切は駅ホームの横スレスレに設けられている。ホームも道路スレスレに建てられている。
名鉄常滑線新舞子～大野町間にある小踏切である。写っている駅は大野町駅。
向こうの警報機の立地に注目。なんとホーム上に建植されている。
よほどスペースが無かったのだろう。苦肉の策な感じがする所が面白い。
駅の構内踏切であれば、ホーム上に建植されている例があるが、普通の踏切ではあまり見ないと思われる。
ちなみに踏切のこちら側は神社になっており、神社への私道踏切のようだ(踏切を渡らないとアクセスできないわけではない。ただし駅から神社へ行くには踏切経由が最も近い)。
この警報器は当然駅ホームからも近づくことができる。だからといってどうということもないが…。
改めて踏切から常滑方面。大野町駅は典型的な相対式の駅で、優等列車は準急が停車するものの、改札口は西側にしかなく、エレベータやスロープなどのバリアフリー設備はない。
こちらは太田川方面。付近はカーブが多く、大野町駅だけが直線に作られたような感じである。
そんな大野町駅ホーム下に遮断棹の隠し場所(?)が。
さらによく見るとホームを受けている鉄骨は古レールのようだ。色々ネタに事欠かない。
普通列車がやってきた。常滑線はホームからはみ出して停車し、ドアカットを行う駅がいくつかあるが、この大野町駅では行われないようだ。