ご要望をいくつかいただいておりました、追加列車のスタフについて、全部ではありませんが数点準備できましたので、公開いたします。基本的に支線のスタフは作っていませんので、本線関係のものが多いです。
また、既にスタフ画像を公開しているものについては、今回のものに含めていません。また、今回のスタフはL53が製作したもので、多少見栄えが変わっていますがご了承願います。
また、既にスタフ画像を公開しているものについては、今回のものに含めていません。また、今回のスタフはL53が製作したもので、多少見栄えが変わっていますがご了承願います。
※ スタフ画像は、実際のものを参考に作ったもので、実際のスタフとは異なります。
※ 本スタフ画像により生じた不利益などは、当方は関知いたしません。阪急電鉄様への問い合わせもお止め下さい。
スタフを纏めたPDFデータはこちら
◆印刷などされる場合はこのPDFをご使用ください(この記事下にある画像は、ブログ容量の関係で解像度を落としています)。
◆印刷などされる場合はこのPDFをご使用ください(この記事下にある画像は、ブログ容量の関係で解像度を落としています)。
BVE用パネル組み込みデータはこちら
◆今回作成のスタフをBVEのPanel画像にして纏めたものです。拙作のBVE阪急線のいくつかのダイヤで好みにより使用することが出来ます。
◆ZIP圧縮されていますので、解凍後「Program Files\BVE\Train」フォルダへ入れてください。
◆このデータを使用するには、Panel.cfgデータの書き換えが必要です(詳しくはこちらのQ8を参照)。
◆入っているデータは以下の通りとなっています(既に色々入っているファイルもあります。上記Q8で確認願います)。
9300系用:
◆今回作成のスタフをBVEのPanel画像にして纏めたものです。拙作のBVE阪急線のいくつかのダイヤで好みにより使用することが出来ます。
◆ZIP圧縮されていますので、解凍後「Program Files\BVE\Train」フォルダへ入れてください。
◆このデータを使用するには、Panel.cfgデータの書き換えが必要です(詳しくはこちらのQ8を参照)。
◆入っているデータは以下の通りとなっています(既に色々入っているファイルもあります。上記Q8で確認願います)。
9300系用:
快速5115
7300系用:
7300系用:
通勤特急T171・快速急行17001・快速5115・普通8081・普通823・普通6063
7000系8両用:
7000系8両用:
特急K708・通勤特急K3812・快速急行K3060・急行650・通勤急行3730・臨時急行7754・普通K104・普通20
6000系用:
6000系用:
日生特急8008・通勤急行7080・普通1526
以下は今回公開スタフの簡単な解説です。合わせて阪急のスタフに関して諸々。
阪急のスタフは他の鉄道会社のものに比べると非常に情報量が多いです。各駅間の最高速度や運転時分、停車場・停留所の全通過時刻が載っているスタフは全国的に見てもそう多くないでしょう。
種別によって色分けされているのも分かりやすいですが、色分けは方向幕などの色とは異なり、また各線区でも異なることが特徴です。
支線のスタフでは同一行路のものを纏めて記載したり、臨時試運転などの時は特殊なスタフもしくはスタフ無し(この場合は回送扱いになる。回送の場合は全駅通過扱いになるらしい)で運転されることがあります。
阪急のスタフはスタフ差し(アイデントラ)に入れることで、その列車の停車駅などを読み取って、踏切や放送の制御を行っています。
ただし途中駅での種別交換には対応していないようで、例えば始発駅から数駅回送して、そこから旅客扱いする各駅停車になる場合、旅客扱い駅までは回送のスタフを差し、そこから普通のスタフに交換します。かつて京都線で臨時特急が走っていた際、高槻市を境に停車駅が変わるため、同駅でスタフ交換していた例もあります。
阪急のスタフはスタフ差し(アイデントラ)に入れることで、その列車の停車駅などを読み取って、踏切や放送の制御を行っています。
ただし途中駅での種別交換には対応していないようで、例えば始発駅から数駅回送して、そこから旅客扱いする各駅停車になる場合、旅客扱い駅までは回送のスタフを差し、そこから普通のスタフに交換します。かつて京都線で臨時特急が走っていた際、高槻市を境に停車駅が変わるため、同駅でスタフ交換していた例もあります。
京都線関係
京都線のスタフは駅数が多いこともあり非常に細かいです。ただし、高槻市以南のみ運転の場合は、升目の少ないタイプが使用されることが多いです。
右上の系統記載欄にハイフンがあると、途中駅(桂or淡路)での乗務員交代があることを示し、ここの色が黒の場合は午前、赤の場合は午後を表しているようです。
後述の神宝線スタフとは違って備考欄が少なく、注釈事項は全て右上の連絡欄に書かれています。
スタフの色は普通:白、準急:赤紫、快速:水色、快速急行:緑、特急:橙、通勤特急:桃、快速特急:薄赤、直通特急:薄赤となっています。
京都線のスタフは駅数が多いこともあり非常に細かいです。ただし、高槻市以南のみ運転の場合は、升目の少ないタイプが使用されることが多いです。
右上の系統記載欄にハイフンがあると、途中駅(桂or淡路)での乗務員交代があることを示し、ここの色が黒の場合は午前、赤の場合は午後を表しているようです。
後述の神宝線スタフとは違って備考欄が少なく、注釈事項は全て右上の連絡欄に書かれています。
スタフの色は普通:白、準急:赤紫、快速:水色、快速急行:緑、特急:橙、通勤特急:桃、快速特急:薄赤、直通特急:薄赤となっています。
◆快速特急307
実際は8300系の運用ばかりなのでPanelデータには使っていませんが、ノリで作ってしまいました。
嵐山までの記載がありますが、桂でスイッチバックがあるため、同駅でスタフ交換となります(列車番号も変わります)。
実際は8300系の運用ばかりなのでPanelデータには使っていませんが、ノリで作ってしまいました。
嵐山までの記載がありますが、桂でスイッチバックがあるため、同駅でスタフ交換となります(列車番号も変わります)。
◆通勤特急T171
京都線の通勤特急は昔から列車番号の冒頭に「T」が付いています。
淡路周辺の運転時分を見ると、結構徐行が多いことが分かります。
京都線の通勤特急は昔から列車番号の冒頭に「T」が付いています。
淡路周辺の運転時分を見ると、結構徐行が多いことが分かります。
◆快速急行6005
このダイヤでは淡路で副本線に入るため、④号線の表示が書かれています。
このダイヤでは淡路で副本線に入るため、④号線の表示が書かれています。
◆快速急行17001(西京極臨時停車)
定期列車では存在しない停車パターンのため、実際は河原町→桂は臨時普通のスタフが用意され、桂でスタフ交換を行っています。この画像はスタフ交換後(つまり桂以降)のものを再現したものです。
それにしても地下線駅も20秒停車だし、運転時分を見てもかなり鬼畜ダイヤですね・・・。
定期列車では存在しない停車パターンのため、実際は河原町→桂は臨時普通のスタフが用意され、桂でスタフ交換を行っています。この画像はスタフ交換後(つまり桂以降)のものを再現したものです。
それにしても地下線駅も20秒停車だし、運転時分を見てもかなり鬼畜ダイヤですね・・・。
◆快速5115
長天始発の快速スタフは既にあるので、河原町始発の全区間快速を再現しています。
長天始発の快速スタフは既にあるので、河原町始発の全区間快速を再現しています。
◆準急3061
スタフにはしっかり「堺筋準急」と書かれていますね。
スタフにはしっかり「堺筋準急」と書かれていますね。
堺筋準急は通常準急と異なり、通過区間がグレーで塗りつぶされています。早朝の待避無し列車のものを再現。
◆普通503
早朝の待避の無い列車なので、ほぼスジが立っており、理想的な運転時間配分になっています。。
早朝の待避の無い列車なので、ほぼスジが立っており、理想的な運転時間配分になっています。。
◆普通8081
とっても短い桂行きの電車。スペースを持て余しています。
とっても短い桂行きの電車。スペースを持て余しています。
◆普通823
茨木市始発列車は高槻市以南タイプのスタフを使っています。余談ですが、同じ茨木市始発の普通7073列車は全線タイプを使っています。
茨木市始発列車は高槻市以南タイプのスタフを使っています。余談ですが、同じ茨木市始発の普通7073列車は全線タイプを使っています。
◆普通6063
これも高槻市以南のみ記載されたタイプのスタフ。でっかい注釈が印象的です。
これも高槻市以南のみ記載されたタイプのスタフ。でっかい注釈が印象的です。
神戸線関係
神戸線は西宮北口でスタフが一旦区切られているのが特徴です(今津線直通を除く)。この駅を境に乗務員交代することがあり、交代がある場合は担当しない区間は何も書かれていません。
また、通過区間に矢印が書かれているのも特徴的で、回送の場合は停車時秒の欄に矢印が引かれます。そのほか京都線・宝塚線と異なる点は、普通の配色が黄色であり、「各駅停車」と書かれたデカ文字が無いことが挙げられます。
スタフの色は普通:黄、通勤急行:緑、準急:青、急行:緑、快速急行:橙、通勤特急:桃、特急:桃となっており、直通特急の場合は運転系統により停車駅が同じ種別の色を採用しています。
また、通過区間に矢印が書かれているのも特徴的で、回送の場合は停車時秒の欄に矢印が引かれます。そのほか京都線・宝塚線と異なる点は、普通の配色が黄色であり、「各駅停車」と書かれたデカ文字が無いことが挙げられます。
スタフの色は普通:黄、通勤急行:緑、準急:青、急行:緑、快速急行:橙、通勤特急:桃、特急:桃となっており、直通特急の場合は運転系統により停車駅が同じ種別の色を採用しています。
◆特急K708
三宮で増結する特急のスタフ。⑩の文字が目立つ以外はシンプルです。神戸線の場合、神戸高速線直通列車の場合は冒頭に「K」が付き、115km/h運転する特急は末尾に「A」が付きます(昼間時のA特急がそれ)。
三宮で増結する特急のスタフ。⑩の文字が目立つ以外はシンプルです。神戸線の場合、神戸高速線直通列車の場合は冒頭に「K」が付き、115km/h運転する特急は末尾に「A」が付きます(昼間時のA特急がそれ)。
ほかにも列番に関して阪急全線に共通することでは、臨時列車の場合は冒頭に「R」が、途中駅で増結がある場合は末尾に「c」が付きます。
◆通勤特急K3812
特急系統は全てピンク地のスタフになっています。最高110km/hながらなかなかスジが立っています。
◆通勤特急K3812
特急系統は全てピンク地のスタフになっています。最高110km/hながらなかなかスジが立っています。
◆直通特急RK400
停車駅が快速急行と同じなので、オレンジのスタフになっています。かつて種別が「臨時」だった時もオレンジのスタフでした(ただし、三宮→桂ノンストップ時代は無色スタフ)。
停車駅が快速急行と同じなので、オレンジのスタフになっています。かつて種別が「臨時」だった時もオレンジのスタフでした(ただし、三宮→桂ノンストップ時代は無色スタフ)。
◆直通特急R480
こちらは今津線直通準急に合わせた青色。神戸線内は前述の直通特急と同じ運転パターンなのに、微妙に異なっているところに注目。
こちらは今津線直通準急に合わせた青色。神戸線内は前述の直通特急と同じ運転パターンなのに、微妙に異なっているところに注目。
◆快速急行K3060
本数の少ない種別。スジはかなり立っており、余裕時間が少ないことが分かります。
なお、当ダイヤは実際は西宮北口で乗務員交代があり、スタフも前半後半で分けられています。すなわち画像は便宜的に前半後半を合体させたスタフであり、実際はこのようなスタフは存在しません。
本数の少ない種別。スジはかなり立っており、余裕時間が少ないことが分かります。
なお、当ダイヤは実際は西宮北口で乗務員交代があり、スタフも前半後半で分けられています。すなわち画像は便宜的に前半後半を合体させたスタフであり、実際はこのようなスタフは存在しません。
◆急行650
本数の少ない種別その2。平日だけ待避がありません。
本数の少ない種別その2。平日だけ待避がありません。
◆通勤急行3730
西宮北口で増結する列車を再現。夙川→西宮北口間の時間が多いのは増結を見込んでいるためです。
◆臨時急行7754
今津線の馬急のスタフ。臨時列車ながら定番化しているのでちゃんとしたスタフがあります。
今津線内が通過にもかかわらず、普通列車と10秒ほどしか運転時分が変わらないことから、かなりゆとりのあるダイヤとわかります。神戸本線内も同じくゆとりがあります。
今津線内が通過にもかかわらず、普通列車と10秒ほどしか運転時分が変わらないことから、かなりゆとりのあるダイヤとわかります。神戸本線内も同じくゆとりがあります。
◆普通K104
西宮到着後はそのまま入庫となります。こちらは前半のみ記載されたタイプのスタフです。
西宮到着後はそのまま入庫となります。こちらは前半のみ記載されたタイプのスタフです。
◆普通20
珍しく他のスジが上に載っています。これは乗務員の行路が、西宮北口から本線を1往復して戻ってくることがわかります。
梅田行きのスタフは下半分。西宮北口0号線からの出発です。小さく「武庫之荘より旅客扱い」と書かれています。
珍しく他のスジが上に載っています。これは乗務員の行路が、西宮北口から本線を1往復して戻ってくることがわかります。
梅田行きのスタフは下半分。西宮北口0号線からの出発です。小さく「武庫之荘より旅客扱い」と書かれています。
宝塚線関係
宝塚線のスタフはやたら目立つ系統表示がある以外はシンプルです。右上には「始発駅をその日の何番目に出た列車か」を示す記載がある(例えば、宝塚駅5:25発普通の場合は、同駅を2番目に出た列車なので「No. 宝2」となる)ことと、梅田到着後の折り返し列車の列番が右下に記入してあることが特徴です。
そのほか、日生特急や10両編成の場合は備考欄にやたら大きな表示があります。
スタフの色は普通:黒、準急:黄、急行:薄赤、通勤急行:橙、日生特急:赤となっています。
そのほか、日生特急や10両編成の場合は備考欄にやたら大きな表示があります。
スタフの色は普通:黒、準急:黄、急行:薄赤、通勤急行:橙、日生特急:赤となっています。
◆日生特急8008
方向幕などと異なり、スタフには種別名「日生特急」と書かれています。川西以前の能勢電鉄の停車駅分の最高速度と所要時間がなぜか載っています。
方向幕などと異なり、スタフには種別名「日生特急」と書かれています。川西以前の能勢電鉄の停車駅分の最高速度と所要時間がなぜか載っています。
◆日生特急R8002
京都線が臨時ダイヤの時とほぼ同時期に運転される臨時特急です。能勢電鉄線内は定期列車より時間がかかっているみたいですが、宝塚線内はまぁまぁ速い方と思われます。特に曽根→梅田は昼間の急行より速いです。
◆通勤急行7076
途中で増結する通勤急行。神戸線よりも10両運転に対する注意書きが大きいですね(注意書きの大きさは宝塚線>神戸線>京都線かと)。
途中で増結する通勤急行。神戸線よりも10両運転に対する注意書きが大きいですね(注意書きの大きさは宝塚線>神戸線>京都線かと)。
◆通勤急行7080
川西始発の通勤急行。隣のスタフと見比べてみると、運転時分が長かったり短かったり。
◆準急724
なぜか準急のスタフの色は京神宝ぜんぶが違います。宝塚線の準急は3駅しか通過しないのでほぼ黄色一色ですね。
◆普通1526
この普通は正月ダイヤのもので、庄内で待避があります。宝塚線で4号表といえば正月ダイヤを指します。
◆普通792
豊中始発の普通列車。「便」は便乗を示します。各駅の停車時間も長めにとってあり、ラッシュ列車であることがわかります。
◆普通3060
箕面始発の直通普通列車。箕面線は通常4連なので、間違えないよう8連表記があります。
箕面始発の直通普通列車。箕面線は通常4連なので、間違えないよう8連表記があります。
今回は以上です。何かありましたら、コメントやメールでご連絡願います。