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BVE5版阪急京都本線が更新されました

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 すずはる様のブログにて、BVE5版阪急京都本線のリニューアルデータが公開されました。一応、私L53もリニューアルに携わっております。


 このたびはすずはる様をはじめ、多くの方の協力により、データが公開できたことに御礼申し上げます。
 クオリティの高い車両データを製作していただいた皆様、プラグイン製作・車内放送・サウンド素材・ストラクチャ素材提供をしていただいた皆様、そしてデバッグ・テストプレイをしていただいた皆様、誠にありがとうございます。すずはる様も取り纏めとデータの改修、本当にありがとうございます(色々私のワガママも聞いていただいて感謝しております(^^; まだまだ荒削りなデータではありますが、末永くご愛用いただければ幸いです。

 …なんか私が公開したみたいな書き方ですが、今回の大改修の総指揮・取り纏めはすずはる様によるものです。なので私のブログからはリンクのみ貼らせていただきます。何度も書きますが、弊ブログでBVE5版阪急線は取り扱いませんので、ご了承ください。

 さて、今回はおよそ4年ぶりにデータを弄りました。主な更新点はすずはる様のブログにも載っていますが、私が携わった点だけ解説&裏話させていただきます。

<リニューアルデータの更新内容>
◆全面的な線形の見直し。
 …緩和曲線や縦勾配の再現(一部)含む。全部じゃありません。あくまでも雰囲気重視です…。取材は2016年3月頃にしているので、それ以後の線形改良(桂とか)は反映していません。
◆ストラクチャの改修・増加。
 …特にレールストラクチャ周り。建物ストラクチャもちょっと増やしました。標識も増えました(後述)。過去のデータとの違いはレール周りの様子で判別できます。
◆ダイヤの変更。
 …2013年改正の現状データに合わせました。過去のデータと混同を避けるため、ダイヤ自体も刷新しています。

 以上が主な更新点です。過去のデータと互換性はほぼ無いので、データの混在は避けた方が良いと思われます(一応上書きはされないようにフォルダ構成をしていただいていますが、比較されると恥ずいので…;;)。

 今回の更新に伴いまして、弊ブログにおいて公開していた「運転解説」「標識解説」もリニューアルしました。既に何度か運転されている方には不要かと思いますが、一応お知らせしておきます。

<再現ダイヤ>
特急12011列車
 昼間時の特急。過去の特急14015の後継です。日中の特急ダイヤで、特に注意するところはありません。9300系充当。

準急6031列車
 平日早朝にある、9300系使用の準急です。かつては快速を公開していましたが、洛西口と西山天王山に停車できるよう、準急を製作しました。途中の待避はありませんが、結構長時間運転です。準急ながら高槻市・茨木市・正雀の3駅で普通車を追い抜き、さらに淡路で相川始発の天下茶屋行きに追いついて連絡します。

快速急行6005列車
 休日早朝の快速急行のうち、数少ない9300系非充当のスジです。また休日ダイヤはワンハンドル車専属運用も特にないことから、ツーハンドルの5300系も運用に入ります。このダイヤは過去にBVE2で同じ列番を公開していましたが、ダイヤ改正により淡路の入線ホームが変わっております。淡路では北千里発天下茶屋行き普通に追い抜かれます(←語弊がある?)。

普通1345列車
 昼間時の梅高普通です。BVE2で公開していた同系統の普通と同じです。正雀で特急・準急の通過待ちがあります。高槻市の留置線から出発する際は入換運転の操作が必要になりますので、ご注意ください。

特急121列車
 1993年頃の京阪間ノンストップ特急のダイヤを基本に、すれ違い列車は1970年代、沿線風景は1999年頃…と色々バラバラなので架空データのようなものです(特に沿線の雰囲気はかなり適当なものと思ってください。当時無い建物が色々ありますので…)。
 ダイヤ的には6300系のダイヤですが、2800系でも完走できます。基本的に高槻市を境にダイヤの余裕がガラッと変わりますので、常に最高速で走っていると早着します。駅停車の高速パターンは無く、階段照査での停車になりますが、注意するのは大宮くらい(コツとして、ホームに入るまでに45km/h以下に減速すること)。大宮からは約32分間ノンストップです。
 
 以上、停車パターンの異なる5つのダイヤを作りました。今後、ダイヤは増えたりする可能性はありますが、現在はこの5つだけです。新しい洛西口と西山天王山に停車できるのは今のところ②のみです。

<今後の計画>
 今回の京都本線をベースに、すずはる様のブログにて現在公開している他3線を優先的にリニューアルする計画です。その際はダイヤも刷新します。それらが終わってから、まだ5化していない路線も順次更新していけたらと思います。また京都本線についても、今後天候の変化などの追加要素を充実させる計画です。
 今後もすずはる様をはじめ、多くの方に協力いただくことになります。私もできる限り、皆様に楽しんでいただけるようなデータ作成に微力ながら協力していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。



以下、裏話です。一通り運転してから読んだほうがいいかも…。

◆まず、データの製作が滞っていたことをお詫びいたします。更新のタイミングがなかなか見いだせないまま、西山天王山駅開業から3年も経ってしまいました。
 洛西口が上下とも高架化した2016年3月にようやく取材に行くことができ、改修に移ることができました。正直なところ、上り線だけ高架だとデータが作りにくかったのも滞っていた理由です。

◆今回取り付けた新標識として「エアセクション」があります。設備そのものの説明は他を見ていただくとして、エアセクションの区間は停車禁止になっていますので、もし付近で停車する用があれば、この区間を避けてください。
 また、特急121列車はデータ再現時期が古く、エアセクションは存在していますが標識がありません。当時の運転士は(今もそうでしょうが)標識が無くてもどこがエアセクションか判別できたので、これで問題なかったのでしょう。拙作のデータではエアセクションもエアジョイントも標識の有無でしか違いが無いので、現ダイヤのデータでエアセクションの位置を覚えてから特急121列車をやるのが良いかと思います。

◆エアセクションもそうですが、架線自体をシンプル・コンパウンドの区別を付けるようにしました。しかしあまり深く追求するとどこまでも行ってしまいそうなので、それ以外の色々な架線描写は止めました。これも雰囲気だけで製作している結果です…。

◆一部ポイントを動くようにしてみました。これは自分がポイントの開通方向をストラクチャ改修で再現した際にどうしてもやりたかった要素であります。ちなみに他列車構文で動かしています。そのほかの他列車構文を使った描写はすずはる様によるものです。

◆沿線風景の改修については、以前はBVE2の変換だったために、16:9のフルスクリーンだと左右に抜けがある場面が多かったので、それらを埋め合わせるための改修が主なものです。まぁ、あくまでも雰囲気重視ですので「あの建物が無い」とかあまり細かいツッコミは勘弁を…。
 重くなった点についてはごめんなさい。一応、すずはる様の方で軽量化をしていただいています(元データはもっと重いです)。推奨描写距離は特に指定しませんが、一番重いのは十三~梅田間なので、ここがスムーズに動ける描写距離に設定するのが望ましいと思います。

◆他列車ストラクチャもバラエティーが増えました。クオリティが高いものが多いのでついつい目が行ってしまいます(←脇見運転)。
 すずはる様の方で色々ランダム要素を仕込んでいるようなので、その違いも楽しんでいただければと思います。そしてストラクチャを製作していただいた作者の皆様、本当にありがとうございます。

◆弊ブログのBVE2版データですが、今回阪急京都本線がリニューアル公開されたため、BVE2版の京都本線は近日中に公開停止いたします。今後BVE2版を公開するかは未確定です(公開したところで、そこまで需要が無い気がします…)。
 そのほかのデータは公開を継続していますが、京都本線に直通するダイヤは合わせて公開停止となります。合わせてご了承願います。

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