山陽電鉄月見山~須磨寺間にある踏切。名前の通り須磨離宮公園に続く県道の踏切で、交通量も多い。また、周囲は歩道と車道との間に松が植えられており、完全に仕切られている。
そんなわけでこの踏切も車道と歩道とが別々の遮断機になっている。それはいいのだが…。
なぜか歩道の遮断機はこんなに斜めになっている。そんなにわざわざ「ハ」の字型にしなくても、歩道に垂直にしても良い気がする。
こちらは反対側の様子。遮断機はたくさんあるが、警報機は各1基のみのシンプル構成。
こちらも斜めっている。せっかくだし歩道側は全部斜めに配置しちゃおうか、ということなのか?
こんな感じ。写真まで斜めってしまった(←関係ない)。
よく見ると歩道の遮断機はヒラヒラがあるが、車道のそれには無い。
須磨寺(山陽姫路)方面を望む。周囲は住宅地を抜けるカーブが多い場所だが、この踏切前後はわずかな直線区間になっている。
こちらは月見山(西代)方面。奥で左へカーブすると月見山駅になる。
ところで、線路左側に通路のようなものがあるのだが、まさか…。
あああ!なるほど!!
この通路は何軒かの住宅に続くれっきとした「道」であり、ここの住人の方は線路脇から踏切に抜けて出入りするようだ(他にも抜け道はあると思うが探索はしていない)。
障検の立っている位置もすごい。どこが境界になるんだろうか。
通路から踏切を望む。肩身が狭い。
これは確かに遮断機が斜めでないと出られない。
ちなみに通路があるのはここだけで、他の3か所には隠し通路は無い。ただ遮断機が斜めっているだけである。
しかし電車通過中にこの通路を通るのは怖い。スピードが出ていないとはいえかなりの迫力である。
踏切付近から撮影した普通列車。住宅に挟まれているので順光時間はかなり限定された場所ではある。