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Channel: ターンアウトスイッチ
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新町2号踏切

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イメージ 1

 地元の方ならまだしも、これだけの写真でどこの路線かわかる方は凄い。


イメージ 2

 反対側の写真。この写真ならばいくつかヒントが提示されている。

 まず架線の形からして、一般の鉄道線とは違うことがわかるだろう。



 正解は、熊本市電のわずかな専用軌道区間にある踏切である。熊本市電は全線12kmの営業キロのうち、ここ上熊本線の洗馬橋~新町間0.2kmのみが専用軌道となっており、そこに踏切が2か所ある。


イメージ 3

 踏切より洗馬橋(辛島町)方面を望む。奥の洗馬橋電停より先は併用軌道になっていることがわかる。そして電停手前に「新町1号踏切」が見える。


イメージ 4

 こちらは新町(上熊本)方面。すぐ近くにあるのが新町電停。右カーブの先は上熊本まで併用軌道になる。どちらを向いても木製架線柱が続く。


イメージ 5

 踏切道部分は石畳になっている。これは新町1号踏切も同様である。


イメージ 6

 ただし、直線区間にある1号踏切と違って、こちらの2号踏切はカーブ内にあるので、石畳が広めに作られている。設計上、複線形状で作るしかなかったのだろう。


イメージ 7

 遮断機のヒラヒラが三角旗なのは九州の私鉄でよく見られるが、取付間隔は多分一番短い。


イメージ 8

 上熊本線を走るのはB系統となっている。専用軌道といえどカーブが介在しているので、スピードはあまり出さない。

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